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「反米」のベネズエラ大統領、国連総会でもかみつく
2005年09月16日10時35分
厳しい反米姿勢で知られるベネズエラのチャベス大統領が、15日の国連総会特別首脳会議で、国連の現状や米国の外交政策に激しくかみついた。1人4分の演説の制限時間を超えて20分以上、「米国流の新自由主義と資本主義が人々に不平等と悲劇をもたらした」などと批判した。今回の会議に欠席したキューバのカストロ議長から、「反米の象徴」が代替わりした格好だ。
大統領は、演説を終えるよう促されても耳を貸さず、「我々は米国の新世界秩序を必要としていない」「テロとの闘いは必要だが、それを、違法な軍事攻撃の言い訳にしてはならない」などと気炎を上げた。
2015年を目標に貧困を半減するという国連の目標についても「今のペースでは、2215年までかかる。環境破壊の中で人類が生き残っていればだが」と批判した。
演説後の記者会見でも、「米国はダブルスタンダードの王者だ。テロと闘うと言いながら、イラクで、ファルージャで起きたことは何だ」「私の暗殺を主張する宗教者までいる。米国こそテロ国家だ」とほえ続けた。