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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050915-00000214-yom-intより引用
バグダッドで自爆テロ続く、4件28人死亡
【カイロ=岡本道郎】イラクからの報道によると、首都バグダッドで15日、イスラム教シーア派住民の多いドーラ地区などで4件の自爆テロが発生、同地区で警察官16人が死亡するなど、少なくとも28人が死亡、数十人が負傷した。
バグダッドでは14日、11件の自爆テロが相次いで発生、150人以上が死亡したばかり。同日のテロで犯行声明を出し、シーア派への「全面戦争」を宣言したヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者率いるスンニ派過激派「イラクの聖戦アル・カーイダ組織」が連日のテロを実行した可能性が高い。このほか、聖地カルバラへ向かうシーア派巡礼者3人が射殺されるなど、全土で計9人が殺害された。
14日、ウェブサイト上で流された同容疑者の肉声とされる音声テープは、米・イラク軍が北部タルアファルで実施中の掃討作戦を「ジャアファリ(移行政府首相)に率いられた十字軍の従僕らがスンニ派に対し仕掛けた戦争」と位置づけた上で、「ラーフィダ(シーア派のべっ称。『離反者』の意)に対する全面戦争」を宣言。移行政府はタルアファルでの戦果を強調してきたが、武装勢力側は連日の波状テロでこうした移行政府の主張に反駁し、存在感を顕示しようとしたものとみられる。
本紙通信員によると、15日のバグダッドは軍・警察が各地域に展開、厳戒態勢が敷かれたが、再び自爆テロを許す結果となった。
(読売新聞) - 9月15日21時36分更新