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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 米軍による化学兵器使用で更なる報告
http://www.asyura2.com/0505/war74/msg/285.html
投稿者 white 日時 2005 年 9 月 14 日 23:42:48: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 米軍による化学兵器使用で更なる報告

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106419121?page=1#106419121

2005/09/14 (水)

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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版)      転送・転載可
  編集・発行 山本史郎 
  webサイト 
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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           ※ 今日紹介する主な内容 ※

2005年9月10日付
        (紹介順が前後してすみません。12日付まで紹介済み)
 ◇タルアファル: 医療関係者、米軍による化学兵器使用を報告
 ◇医師が封鎖されたカイムの人道的危機状況を訴え
 ◇ジュルフ・アッ・サクルで米兵3人死亡
 ◇ラティフィヤ: 傭兵(ようへい)4人が殺される

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◆イラク・レジスタンス・レポート 9月10日 土曜日
◆Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 10 September 2005
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http://www.albasrah.net/en_articles_2005/0905/iraqiresistancereport_100905.htm

★ニネベ州 Ninwa Province

◇タルアファル: 米軍による化学兵器使用で更なる報告
More reports of American chemical weapon attacks

 イラク北部の都市タルアファルは同国内では最大規模の米軍攻勢がしかけ
られているが、ファルージャに対する2004年11月の米軍攻撃の限界が
思い出される。

 今回の攻勢に先立って、イラク傀儡(かいらい)軍の内部関係者はクドス
・プレスに、約5000人の米軍およびイラク傀儡軍は軽量兵器から重量兵
器まであらゆる種類の兵器で装備し、タルアファル市を全面包囲し、同市攻
撃を開始する(政治)指導者からの命令を待つだけだったと語った。

 イラク赤新月社の関係者はクドス・プレスに、同市人口の90%は既に避
難し市内は無人地帯になったと語った。残っている家族は48時間以内に立
ち去らなければならないと告げられていた。立ち退きというのは、口で言う
のは実行するのをよりも簡単だ。なぜなら、タルアファル市からのすべての
出口はアメリカ兵によって「安全確保」が課せられているからである。

 アメリカ軍が攻勢はまだ始まっていないと主張していた時でさえ、米軍機
はさまざまな住宅地域に空襲を続けていた。8日と9日には、民家と住宅用
ビルを標的にして、50回以上の米軍機の出撃があった。空襲によって確か
に一般市民の犠牲が出ているのだが、同市の外にいるクドス・プレスの特派
員は、アメリカ軍がタルアファルを封鎖していて、正確なデータなどを入手
することが不可能になっていると伝えた。

 砲・爆撃は空からだけではない。米軍戦車は包囲された市の端にイラク・
レジスタンス戦士が陣取っている(と米軍が主張する)陣地に砲撃をおこな
っていた。

 アメリカ軍は通常兵器の使用に制限をもうけていないという報告がひっき
りなしに入っていた。米軍による空襲および砲・爆撃で負傷した人々の治療
と搬送に従事した医療関係者は、クドス・プレスに、アメリカ軍が市内の数
カ所で化学兵器を使用したと語った。例えば、ハサン・コイ地区では砲撃が
地元住民の死体に毀損(きそん)と火傷を負わせていた。9月9日にタルア
ファルを脱出することができたある情報提供者は、クドス・プレスに、道路
の周囲にはまだ多くの遺体が散らばっており、それは化学兵器によって毀損
されたことが明白な兆候を示していたと話した。

 市内にいる情報提供者はクドス・プレスにつぎのような情報を寄せた−−
クルドの偏狭な民兵組織ペシュメルガとシーア派の排他的なバドル旅団、こ
れは親米派のイラク・イスラム革命最高評議会の武装部門であり、スンニ派
アラブ人への凶暴な態度で知られているが、この2つのグループがタルアフ
ァル攻撃に米軍と一緒に参加している。

 占領当局がバドル旅団のメンバーを現地傀儡警察の指揮官に任命したとき
に市内の緊張が高まったとクドス・プレスが報じた。市内の情報提供者は、
新しい警察の指揮官は地元の警官全員を排除する作戦を実行し、バグダッド
およびイラク南部のシーア派地域から連れてきたバドル旅団のメンバーと入
れ替えて、爆発寸前の状況を作りだしていると語った。


★アンバル州 Al-Anbar Province

◇医者が訴え、封鎖されたカイムは人道的危機に
Doctors issue appeal over humanitarian crisis looming over blockaded al-Qa’im

 シリア国境に近いイラク西部のカイム市において、人道的な状況が悪化し
ていることについて、イラクの医療関係者が警告を発した。

 カイム総合病院院長のハムディ・アル・アルシ医師は、もし人道支援組織
と他のイラク人関係グループが必要な医薬品と支援物資を供給して市内住民
の苦難を救わなければ、人道的な危機状態が同市に訪れると記者発表した。
レジスタンスが支配していると言われるカイム市は米軍によって包囲され、
新鮮な水の供給と電気、通信手段が遮断されてしまった。

 クドス・プレスはアル・アルシ医師が次のように話すのを伝えた−−血な
まぐさいアメリカ軍の砲・爆撃は住民の家屋と仕事に、そして行政庁舎に多
大な損害を与えた。ここ数日のあいだに、膨大な数の家族と民間人が難民と
なって市から脱出しており、ひきつづく空襲と、イラク・レジスタンス戦士
および諸部族の支援者としアメリカ占領軍とのあいだの戦闘を恐れて近くの
村や町に向かっている。

 カイム市立病院の医者は、米軍機が市内西部サンジャク地区の民家を爆撃
し、3家族が住んでいたその家1軒だけで30人以上を殺害したと話した。
カイム市中心部にあるサルマン地区の別の民家では、女性と子どもをふくめ
て14人の家族全員が殺された−−医者がクドス・プレスに語った。

 カイムにいるレジスタンスを米軍が頻繁に攻撃しているにもかかわらず、
レジスタンスは市内および近隣の村や町から新しい参加者を得ているとクド
ス・プレスが書いた。


★バビル州 Babil Province

◇ラティフィヤ: 朝、レジスタンスの爆弾で傭兵4人が死亡
Four mercenary “security contractors” reported killed in morning bombing.

 現地時間10日午前10時、バグダッド南方のラティフィヤにある幹線道
路において、米軍に雇われて契約した「警備会社」の傭兵がよく使う装甲板
付きの車両近くでレジスタンスの爆弾が破裂した。

 ラティフィヤの住民はイスラム・メモの通信員に、傭兵たちの車列が通過
しているとき現場の幹線道路脇に埋められていた爆弾が炸裂したと話した。

 爆発は車両1台を完全に破壊し乗っていた外国人傭兵4人を殺害した。

 10日午前10時40分に届いた記事において、イスラム・メモの通信員
は、その時点で米軍は爆発現場を包囲し、地元住民と歩道陣が近づくのを禁
止していると書いた。


★ニネベ州 Ninwa Province
 ◇タルアファル: 米軍による化学兵器使用で更なる報告
 ◇タルアファル上空: 米軍ヘリ・アパッチが撃墜される
 ◇モスル: タルアファルに向かう米軍車列に猛攻

★アンバル州 Al-Anbar Province
 ◇医者が訴え、封鎖されたカイムは人道的危機に
 ◇ファルージャ: 米・イラク軍合同パトロールを待ち伏せ
 ◇ 同 : レジスタンスの狙撃手が米兵仕留める
 ◇ 同 : 米・イラク軍合同パトロールが爆弾攻撃受ける
 ◇ハディッサ: 米軍キャンプを迫撃砲攻撃

★バグダッド Baghdad
 ◇自動車爆弾が米・イラク軍合同パトロールを襲う
 ◇リドワニヤ: 米・イラク軍の検問所を襲撃、破壊
 ◇ジュルフ・サクル: 農道に埋めた爆弾で米兵3人死亡
 ◇ドーラ地区: 道路脇爆弾で米兵死亡

★サラハッディン州 Salah ad-Din Province
 ◇ムシャハダ: 道路脇爆弾に襲われて米兵死亡

★バビル州 Babil Province
 ◇ラティフィヤ: 朝、レジスタンスの爆弾で傭兵4人が死亡


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イラク・レジスタンス・レポート
 日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
    イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
 英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
    Iraqi Resistance Report : 
    Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
    member, editorial board, the Free Arab Voice 
 メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
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