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英・豪軍、サマワ撤収を検討…自衛隊駐留に影響
自衛隊が復興支援活動を行っているイラク・サマワの治安維持を担当するイギリス軍とオーストラリア軍が、サマワからの撤収を検討していることが明らかになった。すでに日本政府に打診している。
英・豪軍は来年夏ごろの撤収を念頭においていると見られる。両軍の撤収時期は、自衛隊の駐留の延長期間に影響を与えるのは確実だ。
外務省幹部は13日朝、「1、2か月前に英豪両国がサマワからの撤収を検討していると伝えてきた。撤退の時期については、明示はなかった」と語った。
また、「英軍はイラクからすべて撤退するのではなく、比較的、治安の安定しているサマワの駐留をやめるかどうかという話だ」と指摘した。サマワで活動する自衛隊は今年12月14日に派遣期限が切れる。
イラク移行政府は来年以降も駐留するよう日本政府に要請しており、小泉首相は、イラク政府の意向や、サマワの治安状況などを総合的に考えて、駐留を延長するかどうか判断する考えを示している。
(2005年9月13日13時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050913i205.htm