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□ブレア首相暗殺の陰謀あった=ロンドン警視庁前長官が回想録 [AFP=時事]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1388594/detail?rd
ブレア首相暗殺の陰謀あった=ロンドン警視庁前長官が回想録
【ロンドン11日】ロンドン警視庁のジョン・スティーブンズ前長官は、英日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドに連載中の回想録の中で、テロ組織アルカイダとつながりがあるテロリストたちが2002年にブレア首相(写真)夫妻の暗殺を企てていたとする逸話を明らかにした。
11日付の同紙に掲載された回想録によれば、スティーブンズ氏は2002年6月、ロンドンで行われたエリザベス女王即位50周年記念式典のパレードの際、狙撃手を使ってブレア夫妻を暗殺する陰謀があるとの情報を入手。「直ちにダウニング街(官邸)に首相を訪ね、危険に遭遇する恐れがあると警告した」という。
これに対し「首相は『個人的な身の安全よりも職責の方が大事だ。予定通り式典に出席する』と即答した。シェリー夫人も決然としていた。二人とも防弾チョッキの着用さえ拒んだ」。このため式典の間、夫妻の周りをひそかに武装した警察官が取り囲んだが、スティーブンズ氏は女王の居城バッキンガム宮殿に賓客が集まるにつれて不安に駆られた。
「実際、パレードの行列が近づくとはらはらしてきた。私は異変の兆しがないかと終始群衆を見回し『襲撃がありませんように』と神にすがる思いだった」という。
同氏は「結局何も問題が起きなかったのは、我々の情報収集と警戒の賜物だ」と記している。
スティーブンズ氏はかつて、在任中の5年間に8回テロ攻撃を阻止したと語っていたが、これまで詳細を明らかにしていなかった。この回想録について、首相官邸もロンドン警視庁も、治安問題には言及しないとして論評を拒否している。〔AFP=時事〕