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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(7日)中国から帰還、エルサレムで結婚式
★(8日)PRCがアラファト議長の甥を暗殺
★(9日)アラファト議長の死因はAIDS?
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2005年9月7日(水)
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*ガザの入植地からの撤退が完了した後、西岸地区がテロの拠点になる
とモファズ国防相が警告。国防軍兵士に検問の強化を指示し、交通渋
滞が激化して住民が怒っても止むを得ないと語った。(P,H)
*最高裁がガザのシナゴグの解体差止の仮処分。シナゴグを自治政府に
引き渡す方策を検討するよう、政府に求めた。(P,H,I)
*ネタニヤフ氏が、リクード党首選の繰上げ方針を撤回か。党員の過半
数が選挙繰上げに反対していることが判明したため。(P)
*パキスタンの代表団が10月にガザとイスラエルを訪問へ。パキスタ
ンとイスラエルの秘密交渉は数年前から続いていたもよう。(P)
*テルアビブ近郊のオール・エフダの市長が、転入してきたエチオピア
移民の子供50人の学校編入を拒否。人種差別だとする政府や人権団
体などの激しい非難を受けて受け入れを決めた。(P)
*ガザと同時に退去が行われた西岸地区の4箇所の入植地跡地は、治安
維持も含めて完全に自治政府に引き渡す方針を政府が固めた。(H)
*多くの企業や団体がハリケーンの被災地域への救援物資を寄付。物資
と国防軍の救援隊を積んだ特別機が、今日米国に出発する。(I,7)
*北米から200人のユダヤ人移民が到着。一行の中には、ユダヤ人で
あるのに「兵士に殴打されたパレスチナ人」とのタイトルでAPに写
真を配信されたグロスマン氏も。(P,7)
*中国の開封から移民したユダヤ人がエルサレムで結婚式。開封にはま
だ500人のユダヤ人がユダヤの伝統を守って暮らしている。(7)
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2005年9月8日(木)
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*ガザとエジプトの国境に国際監視を導入へ。ラファは人専用として、
通過する人間をカメラでイスラエルが監視できるようにする。新設の
貨物検問所は、イスラエルも監視に参加する。(P,H)
*自治警察の顧問ムーサ・アラファトがガザの自宅で暗殺され、息子も
誘拐された。PRCが犯行声明を出した。ムーサはアラファト議長の
甥で強行派。多くの政敵がいたと言われる。(P,H,I,7)
*自治政府のアッバス議長が国連本会議出席を断念。入植地返還を前に、
ガザの治安悪化に歯止めがかからないため。(H)
*多数のパレスチナ人がガザの入植地グシュ・カティフに侵入。国防軍
の発砲でパレスチナ人1人が死亡した。カメラマンがあらかじめ撮影
を行うなど、計画的な挑発行為と見られている。(P,H,I,7)
*ガザ入植地の自治政府への引渡しは、予定を繰り上げ火曜日に完了さ
せる方針をシャロン首相が固めた。日曜の閣議で決定する。(H,P)
*国防軍のハルツ長官が、ガザからの撤退後は、もし砲撃があれば激し
い反撃を行うとの方針を示した。(P,H,I)
*国防軍がガザ周辺のフェンスを大幅に強化。監視カメラやリモコン機
関銃などのハイテク機器を使い、少数の部隊で守りを固める。(P,I)
*自治政府が各国の駐在大使を一新へ。アラファト議長が情実で任命し
た各国の駐在大使の中には、数十年も職にある人も多い。(P)
*先月にツルカームで発生した戦闘で死亡したパレスチナ人の多くが非
武装の少年だったとの報道があったため、国防軍が調査を開始。(H)
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2005年9月9日(金)
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*最高裁が昨日、ガザのシナゴグ解体を認める決定。しかし、シャロン
首相は日曜の閣議で最終的な方針を決定する。(P,H)
*6月29日に北部国境で発生した戦闘で戦死したヒズボラメンバーの
遺体をイスラエルが返還へ。レバノン政府の正式要請による。(P,H)
*アラファト議長の死亡時の膨大な医療記録が公開。典型的なAIDS
の末期症状であるにもかかわらず、AIDSウイルスの検査を行った
記録が無く、専門家の間からは疑問の声も出ている。(P,H,I)
*アラブ人を殺傷するためのテロ組織を作り、逮捕されたユダヤ人のゴ
ランが獄中で首吊り自殺。病院に運ばれたが死亡した。(P,H)
*2001年にセクハラで有罪になったモルデハイ氏に降格処分を行わ
ないことを国防軍が決定。同氏の功績に報いるため。モルデハイ氏は
政治家に転身していたが、セクハラ事件で失脚した。(P,H)
*殺害されたムーサ・アラファトの埋葬地をめぐり自治政府が対応に苦
慮。家族の墓があるカンユニスは現在複数の武装勢力の間で戦闘が続
いており、葬儀が騒乱を呼ぶのは確実なため。(H)
*PRCに誘拐されていたムーサ・アラファトの息子が釈放に。(H)
*ガザでは来週の入植地引渡しを前に最後の後片付け。エジプトとの国
境にあるラファの検問所は、引渡しのため一時閉鎖された。(H)
*労働党のラモン氏が、エルサレム周辺の防護壁建設ルート見直しを提
言。アラブ系市民の地区をエルサレム市域から外さないと、将来はア
ラブ人が多数派になる懸念があるため。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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