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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(4日)ハリケーン被害で米国の援助が減額か
★(5日)ガザの国境管理体制で自治政府と合意
★(6日)リクード内ではネタニヤフ人気に蔭り
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2005年9月4日(日)
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*ガザとエジプトの国境管理体制で、国防軍がパレスチナとほぼ合意か。
今日にも国防相がパレスチナ側担当者と会談する。武器のガザ流入を
恐れ、国防軍は貨物検査の厳格な実施を求めている。(P,H)
*米国はハリケーン救援の膨大な経費を捻出するため、イスラエルの一
方的分離に関して支出する予定だった支援金を減額か。(P,H)
*米国のハリケーン被災地域に対し、米国のユダヤ人団体が救援活動を
本格化。ユダヤ人だけでなく一般被害者も対象とする。イスラエル政
府やマーゲンダビド社も救援物資を送る。(P)
*ヒズボラ指導者のナスララが武装解除の可能性を示唆。「米国以外の
信頼できる勢力による安全保障」が条件になると語った。(H)
*自治政府のダーラン氏が、腰痛のためヨルダンの病院に入院。先週に
はテルアビブの病院で治療を受けていた。(P,H)
*レバノンのハリリ氏暗殺事件に関し、シリアが国連調査団を受け入れ。
レバノンでは親シリア派の容疑者4人が逮捕されている。(P)
*エジプトの武器購入額が4年連続で中東最高に。イスラエル以外に敵
国を持たないエジプトが軍備を増強することに、懸念の声も。(P)
*アルアクサ殉教団などが新しい反体制団体を立ち上げ。腐敗した自治
政府高官の粛清を示唆する声明を出した。また、武装闘争の放棄はフ
ァタハ憲章違反だとして、武装解除も拒否した。(P)
*政府のガザ撤退事務所が、本来は併給されない失業保険と撤退失業補
償をどちらも受け取る「裏技」を入植者に示唆していたことが判明。
「親切心を示すため」と同事務所では説明している。(H)
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2005年9月5日(月)
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*イスラエルと自治政府がエジプト国境の管理合意に調印。ラファの検
問所は人の往来のみとしてイスラエルは検問に立ち会わず、新設の貨
物専用検問所では、当面の間イスラエルが監査する。(P,H,I)
*ハリケーンの被害地域に対し、物資のほかに野戦病院などを派遣する
ことを政府が計画中。チーフラビは、全国の礼拝でハリケーン被害者
のための特別な祈りを唱えることも検討している。(P,H)
*ガザのシナゴグをそのまま引き渡されても警備はしないと自治政府が
公式回答。政府はシナゴグの解体を決めているが、右派ラビが中止を
求めて最高裁に訴えを起こしている。(H,I)
*ユダヤ人によるテロで死傷したアラブ系市民も、テロ被害者補償法の
対象に含めるとの方針をシャロン首相が決定。同法ではユダヤ人によ
るテロは「想定外」で救済の対象になっていなかった。(H)
*イスラエル人と見られるハッカーがヨルダンの財務省のホームページ
を書き換え。最近、アラブ系ハッカーが多数のイスラエルのサイトを
攻撃しており、その復讐と見られている。(H,P)
*自治政府のダーラン氏が重病で任務は無理だとの報道が流れたため、
本人が「私は元気だ」とするビデオ声明を発表した。(H)
*ラマラ近郊のキリスト教徒の村をイスラム教徒が襲撃。イスラム教の
女性がキリスト教の男性と恋仲になり、女性の親が家名を守るために
女性を殺害。自治警察の強制捜査をきっかけに暴動が発生した。(P)
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2005年9月6日(火)
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*エジプトのムバラク大統領が11月にイスラエルを訪問する見込みだ
と、シャロム外相が発表した。(P,I,H)
*訓練中にメルカバ戦車が転覆し、司令官が死亡。過去にも戦車の転覆
による死亡事故は何度か発生している。軍は原因を調査中。(P,H)
*ガザで爆発があり、ハマス活動家ら4人が死亡し、30人が負傷。ハ
マスは国防軍の攻撃だと発表したが、爆弾製造中の事故か。(P,H)
*自治警察の代表が国防軍関係者と共にガザ入植地を視察。入植地の自
治政府への移管は15日の予定だが、早まる可能性もある。(P,I)
*リクード内でのネタニヤフ人気に陰り。同氏の戦略顧問は辞職し、議
員の間からも選挙繰上げに反発する動き。党内意識調査で同氏の支持
率は急落しているが、まだシャロン氏よりは高い。(H)
*徴兵年齢に達した右派学生が大規模な徴兵忌避の動きを見せているた
め、教育相が緊急対策を指示。右派から左派まであらゆる政治的理由
による徴兵忌避を防止する教育を行う。(H)
*ハマスがガザの「軍事司令官」の名簿や顔写真などを公表し、戦果を
誇示。自治政府は「重大な挑発行為」だとハマスを非難した。(P,I)
*ガザでは昇給を求める警察官がタイヤを燃やすなどして2日連続で激
しいデモ。難民キャンプでも自治政府施設に失業者が押しかけて火炎
瓶などを投げ、警察が実弾で防戦する事態が続いている。(P,I)
*国防軍に殺害されたハマス指導者ランティシの妻ラシャが選挙に立候
補を表明。女性の自爆テロリストの功績を賞賛した。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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