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●以下のサイトを紹介する。
ベネズエラ刻々 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5456/
●ヤフーに登録されている。ヤフーでは以下のように紹介されている。
ベネズエラ > 生活と文化
ベネズエラ刻々 - ベネズエラ在住の作者による日記。大統領辞任を求める全国ストライキの模様等。
●サイトの管理者は「反チャベス」の視点から日記を書いているように思われる。
●一例として「ベネズエラ刻々」からhttp://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5456/intro.htmlより引用
―引用開始―
◇始めに…◇
2002年4月11日にクーデターがあって、それが失敗に終わり、チャベス大統領の政権が続いている6月の末に、「大丈夫かな?」といいながら、こちらに家族できました。デモやゼネストなどを繰り返しながら(買いだめも繰り返しながら)、割りと平穏に暮してきました。
11月に入ってってから、なんだか少しずつ、状況が悪くなってきているような気はしていたのです。
娘に、ヴェネズエラの様子を知らせるホームページを作ろうか?といいながら・・・なんとなく、このままダラダラ済んでしまうような気もして・・・
でも、ちょっと甘い予測だったようです。
11月16日の早朝、政府軍が、カラカスの首都警察を包囲。
17日は、デモ行進する反チャベス派を軍が武力で制圧しようとして、けが人が出る。
これから、何が起こるかわからない状況になってきました。
何かをやろうとする時、立ち止まってしまう私ですが、「ここで、こんなひどいことが起こっているのに、世界の人はだれもしらない。」という。ヴェネズエラ人の友達の嘆きが、私の背中を押しました。
スペイン語も中途半端、テレビを見ていても、今演説をしているのが、チャベス(大統領)派か反チャベス派かわからない始末です。私たちは、社会的背景も充分にわからない外人です。事実をきちんと伝えられるか解りません。ただ、スペイン語が完全にわかっても、国際情勢の専門家でも全部を理解できるわけではないと思うので、普通の日本人が、言葉もわからない外国で政変に出くわしたら、どの程度の情報をつかみ、どういう風になるかをお伝えしてみたいと思います。
2002年11月17日(2003年1月15日加筆)
-----------雅子
―引用終了―
●私の個人的な感想としては、正直なところ何が真実で何が真実で無いのかよく分からない。それは、情報が氾濫している現代社会においていかに情報を取捨選択し、正確な情報を得ることができるかが重要になってくる。
例えば「ベネズエラ刻々」これだけを見れば、チャベス大統領はかなりイメージの悪い存在として見えてくる。しかし一方では共産党機関紙である「しんぶん赤旗」の報道ではチャベス大統領を評価する記事を掲載している。
もし、両者を見た場合見解が分かれてくるだろう。「ベネズエラ刻々」こそ事実を記したものだと。でも解釈次第では、それは一人の見たベネズエラの姿。他人からみればそのようなものには見えないかもしれない。
また赤旗においては、一般メディアの報道とは違って、他のメディアが報道しないようなニュースを報道する(米国が「嫌う」ような記事を日本の一般メディアは報道しないが、独自に運営している赤旗なら報道できる)。しかし一方で特定政党の運営する新聞であるから、その記事にはその政党の思惑・思想が浸透し、事実とかけ離れた記事であるとも解釈することができる。
もっと突き詰めて言うなら、全て情報が「陰謀」である場合だ。「ベネズエラ刻々」そのものがベネズエラのチャベス政権を嫌う勢力が作ったものであり、「反チャベス宣伝」を行うためのサイトであると。また赤旗も「反米宣伝」の目的のみに作られた「捏造」記事であると。
ただ、それらの「陰謀」の可能性は無いだろう。しかし、それぞれが思っていることや見方によって情報が変わってくるというのはありえる。「ベネズエラ刻々」ではベネズエラに住む一般の人々の目線から書かれてあるように見える。赤旗ではチャベス氏が米国から距離を置いて独自の道を模索していることについて評価している。
一体「真実」はどこにあるのか。阿修羅に投稿されている各氏に意見を伺いたい。