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□イラク・レジスタンス・レポート 2005/08/25
・今日の主な記事の見出し
アンバル州
アミリア・ファルージャ
午前2時頃,アメリカ軍がファルージャ南部郊外にあるアミリア・ファルージャ地区を四方から包囲する
アミリア地区では,2日前に起きた自動車爆弾攻撃など,ほぼ毎日のようにレジスタンスによるアメリカ軍を
標的にした攻撃が起きており,アメリカ軍は地区内でレジスタンスと彼らが所有する武器の捜索を行なっていく
*
早朝,アメリカ軍がアミリア地区の入口にバリケードを築く
午後,バグダッドから親類を訪ねて来た家族(男性1名と女性2名,子供2名)が乗った車がバリケードの存在に気づかずに
地区の入口まで近づいてしまいアメリカ軍の銃撃を受けていく この攻撃で女性2名が負傷し,アミリア地区にある
病院に搬送されている また,6歳の男の子が頭を撃たれて死亡している
***
ラマディ
夜,ラマディ北部でレジスタンスがアメリカ軍の大型ヘリコプター,チヌークを撃墜
このチヌークはラマディ北部に向かうアメリカ兵を満載していた
撃墜は傀儡軍によっても確認されている
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バグダーディ
午前7時,レジスタンスがアメリカ軍のアイン・アサド空軍基地を4発の中距離型カチューシャ・ロケットを
使って砲撃
*
午前7時頃,バグダーディの西部入口近くの本道でレジスタンスの爆弾がアメリカ軍のコンボイを攻撃
ハンビー1台が炎上 アメリカ兵2名が戦死,2名が負傷する
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ラーワ
イスラム法学者協会が,7月の中旬以来続くアメリカ軍によるラーワ包囲における住民たちの重大な人道上の危機に
対して国際社会の介入を要求する
関連サイト
http://www.asyura2.com/0505/war73/index.html
バグダッド
サドル師の支持者がイスラム革命最高評議会の民兵組織バドル旅団の司令部を攻撃 通りでは親アメリカの立場を取る
シーア派の宗教指導者シスタニ師の肖像画に火をつける
マハディ軍とバドル旅団はバグダッド近郊のMadinat as-Sadr地区で衝突 バドル旅団の民兵9名が死亡,5名が負傷する
また,Madinat as-Sadr地区やバグダッド北西のash-Shu‘lah地区などにあるバドル旅団の4つの司令部が攻撃を
受けて炎上している
騒乱は拡大の傾向にあり,マハディ軍はアメリカ軍や傀儡軍がMadinat as-Sadr地区に侵攻した場合,彼らを攻撃をする
恐れがあるという
*
午後4時頃,バグダッド南部郊外のドーラ地区でレジスタンスの爆弾が数台のハンビーで編成されたアメリカ軍の
コンボイを攻撃
ハンビー1台が完全に破壊され,アメリカ兵3名が戦死,1名が負傷している
*
午前9時,バグダッド西部のal-‘Amil地区でレジスタンスの爆弾が数台のハンビーで編成されたアメリカ軍の
パトロール隊を攻撃
傀儡軍の情報によると,ハンビー1台が破壊され,アメリカ兵4名が戦死,1名が負傷している
イラキーヤ・テレビで放送されたアメリカ軍の報道官の発表では,アメリカ兵1名が戦死し,4名が負傷したと
傀儡軍や目撃者の情報とは対照的なものになっている
サラハッディン州
Al-Mushahadah.
早朝,al-Mushahadah地区西部の農道でレジスタンスの路上爆弾がアメリカ軍のコンボイを攻撃
路上爆弾は装甲車の下で爆発していく
装甲車が完全に破壊され,中にいたアメリカ兵4名が戦死,2名が負傷している
***
サマラ
午前10時頃,サマラ南西のal-Jubayriyah地区でレジスタンスの地雷がアメリカ軍のパトロール隊(装甲車2両と
ハンビー3台で編成)を攻撃
装甲車1両が使用不能に アメリカ兵1名が戦死,2名が負傷している
バビル州
イスカンダリア
正午,イスカンダリア北部でレジスタンスが食料と軍需品を輸送するアメリカ軍の補給部隊(トラック数台と
ハンビー4台で編成)を攻撃
路上に仕掛けられていた爆弾が爆発
トラック1台が炎上 運転手が死亡している
その後,機関銃とRPGなどで武装したレジスタンスがコンボイに攻撃を仕掛けていく
もう1台のトラックが炎上 ハンビーが破壊され,アメリカ兵3名が戦死,2名が負傷している
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ユースフィヤ
午前9時頃,レジスタンスがアメリカ軍と傀儡軍の共同司令部を8発の120ミリ迫撃砲を使って砲撃
8発のうち2発が司令部の外壁に命中,残りの6発が司令部の建物に命中している
ハンビー1台と兵員輸送車2台が破壊され,アメリカ兵1名が戦死,3名が負傷
傀儡軍兵士3名が戦死,2名が負傷している
ディヤラ州
マダイン
傀儡政府の治安部隊がスンニ派の都市マダインで多くの女性と子供を含む住民1,315名以上を逮捕,財産の略奪を行なう
住民たちはイラク国内や世界の人権団体/機関などに向けて助けを求める声明を出す
タミン州
キルクーク
午後2時頃,キルクーク西部at-Tawuq地区のティクリートに通じる道路でレジスタンスの爆弾が
アメリカ軍のコンボイ(装甲車6両とハンビー3台で編成)を攻撃
装甲車1両が炎上 乗員6名が戦死または負傷している
*
フィリピン外務省によると,アメリカ軍の元で働くフィリピン人労働者がレジスタンスの
爆弾攻撃で死亡する
このフィリピン人はルーセントテクノロジーズというアメリカ企業で働く技術者
ニネベ州
モスル
朝,モスル中心部のアメリカ軍のal-Ghazlani基地に通じる道路上でレジスタンスの殉教自動車爆弾が傭兵の
コンボイを攻撃
自動車爆弾はコンボイの間に割り込んできて起爆する
車両3台が炎上 傭兵7名が死亡,4名が負傷している
アルビール州
アルビール
レジスタンスの自動車爆弾がアルビール中心部にあるアメリカ,イギリス,イスラエルの諜報機関が使用する
3階建ての司令部を攻撃
この攻撃で司令部は完全に倒壊している
攻撃後,アメリカ軍と傀儡軍,クルド人民兵組織ペシュメルガが現場を封鎖していく
ナジャフ州
ナジャフ
マハディ軍が報復としてアメリカの手先となっているバドル旅団の民兵20名を殺害
サドル師は停戦を呼び掛ける
イスラム・メモの特派員はサドル師との単独インタビューを行なう
特派員がナジャフに到着した際,サドル師の支持者たちはイスラム・メモのスンニ派と
シーア派を差別しない報道姿勢から特派員を温かく出迎えている
サドル師は自分のことを『シーア派の指導者』ではなく,『イスラムの指導者』と呼んでほしいと
特派員に語っている
*
サドル師がイスラム革命最高評議会の議長に対して公式謝罪を要求する
*
マハディー軍による攻撃を停止させるようサドル師を説得するため傀儡政府からの特使がナジャフに到着する
マハディー軍の本部でもあるサドル師の自宅周辺には,攻撃を警戒して非常線が張られていく
警備の厳重さから,特使の中にはアフマド・チャラビとジャファーリ首相が含まれていると思われている
ムサンナ州
サマワ
真夜中,マハディ軍がイスラム革命最高評議会とバドル旅団の本部を攻撃
マイサン州
アマラ
夜,マハディ軍がイスラム革命最高評議会の本部を砲撃,破壊する
Dhi Qar州
ナシリア
夜,マハディ軍がナシリア中心部にあるイスラム革命最高評議会の本部を砲撃,破壊する
バスラ州
バスラ
マハディー軍がバスラ市内のあらゆる場所でイスラム革命最高評議会とバドル旅団の事務所などを攻撃する
午後11時,バスラの東部で大規模な爆発が発生 衝突は午前3時までバスラ市内の至る所で断続的に続いていく
イスラム革命最高評議会傘下のラジオ局とテレビ局が放送を中止していき,イスラム革命最高評議会の
本部が放棄されていく
また, Thar Allah司令部とイスラム革命最高評議の秘密事務所も砲撃により炎上している
*
マハディ軍がより多くのバドル旅団の司令部の攻撃に着手する
マハディ軍がバスラにあるバドル旅団の主要司令部を攻撃
4名の護衛が死亡し,シスタニ師やイスラム革命最高評議会の議長‘Abd al-‘Aziz al-Hakimなど親アメリカの
シーア派指導者たちのポスターが剥がされた後,司令部に火がつけられていく
バドル旅団の最後の部隊が脱出した後,マハディ軍はバドル旅団の司令部とその周辺を制圧する
午前10時,マハディ軍はAbbasiyah地区にあるバドル旅団の司令部を迫撃砲を使って砲撃
多数のバドル旅団の民兵が死傷していく
*
イスラム革命最高評議会がマハディ軍がバスラ市内のテレビ局,ラジオ局,新聞社などを全焼させたことを認める
全焼させられたのはal-Wahdah新聞,al-Furatテレビ,an-Nakhilラジオ
http://www.iraq-war.ru/article/61200