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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050824-00000312-yom-intより引用
ミャンマーでクーデター?「流言」との見方が有力
【バンコク=林田裕章】ミャンマー軍事政権のトップ、タン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長が、ナンバー2のマウン・エイ副議長らによるクーデターで幽閉されたとの情報が、23日午後から24日朝にかけて同国内で飛び交った。
流言でしかないというのが現段階の大方の見方だが、こうしたうわさがまことしやかに流れること自体がミャンマーの政治体制の危うさを物語っている。
24日付のタイ紙カオソッドは、「マウン・エイ副議長がタン・シュエ議長に対するクーデターを22日夜に決行。議長は、副議長の指揮下の部隊が管理する区域の陸軍病院に拘置された。クーデターには、ほかに4人の軍幹部が加わった」と伝えた。
BBCラジオのビルマ語放送が23日夜、ミャンマー政府筋によるニュースとして、「タン・シュエ議長が、汚職と縁故主義を理由に、複数の側近によって、退陣を余儀なくされた」と報じたことから、ウワサは一気に広まった。
ミャンマー政府からは、この情報に対するコメントは一切出ていない。ヤンゴンの町は24日も平穏で、警備が強化された様子もないという。ヤンゴンの外交筋は、「本当であれば、ヤンゴンの空気が変わるはずだ」と述べ、情報はうわさでしかないと指摘する。
しかし、タイ国内の亡命ミャンマー人の1人は、「昨年10月、キン・ニュン首相が解任されて以来、マウン・エイ副議長が徐々に影響力を強め、タン・シュエ議長との関係が緊張していた。クーデターが起きてもおかしくはない状況だ」と話している。
(読売新聞) - 8月24日19時49分更新