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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(21日)月曜までにガザの入植者退去を完了へ
★(22日)ジハードが始まったとアッバス議長
★(23日)西岸地区の4入植地の強制退去が開始
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2005年8月21日(日)
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*ガザ地区の入植者強制退去は、残る5つの入植地が今日と明日で完了
へ。金曜に強制退去が終わらなかった入植地では、安息日のため日没
で作業が中断されており、今朝から作業が再開される。(P,H,I)
*ローマ法王がドイツを訪問中。法王自身の希望でケルンのシナゴグを
訪問し、反ユダヤ主義と戦う決意を語った。法王はまた、イスラム指
導者はテロと戦う責任があると語った。(P,H)
*来月にニューヨークで開催される国連本会議にシャロン首相とシャロ
ム外相が出席へ。自治政府のアッバス議長も出席する予定。ブッシュ
大統領と会談の可能性もある。(H)
*アカバ湾に停泊中の米艦船にヨルダン領からミサイル攻撃。米艦船に
被害は無かった。同時にエイラット空港にも攻撃があった。(P)
*西岸地区の右派指導者ハキミの拘束期間を1ヶ月延長することをテル
アビブ地裁が承認。治安を守るために必要と認められた。(H,P)
*自治政府のアルキドワ外相が「ガザ撤退はイスラエルの敗北だ」と発
言。しかし、イスラエルがガザの国境を管理する限り、占領状態は続
いているとの考えを示した。(P)
*イスラエル攻撃を強化するため、ハマスが女性兵士を募集中。公開さ
れた映像で女性兵士は、夫や保護者の許可により参加していると説明
した。イスラム法では女性は男性の管理下にある。(P)
*土曜朝、ハデラのマーゲンダビド社(赤十字に当たる)敷地内に停車
していた救急車に放火があり、2台が炎上。犯行の理由は不明。(P)
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2005年8月22日(月)
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*昨日の閣議で西岸地区の4入植地の撤去実施を承認。実際の撤退作業
は火曜から始まる予定だが、現地には多数の右派勢力が集結しつつあ
り、すでに国防軍との小さな衝突が起きている。(P,H)
*自治政府のアッバス議長が「殉教者」によりイスラエルの撤退が実現
したと演説。「さらに大きなジハードが始まった」と語り、西岸地区
とエルサレムの奪還まで戦い続けると宣言した。(P,I)
*自治政府のアッバス議長はイスラエルから引き渡された入植地を全て
自治政府の管理下に置く方針を決定。武装集団による占拠は認めない。
また、来年1月25日に総選挙を行う方針を発表した。(P,H)
*米艦船などにミサイル攻撃を行った武装勢力のメンバー3人をヨルダ
ンの警察が逮捕。さらに4発のミサイルも発見され、安全に処理され
た。この組織はアルカイダ系と見られている。(P)
*シャロン首相がマーレーアドミームなど既存入植地の内部での住宅建
設を進める考えを表明。行程表にもとづく次のステップは、自治政府
のテロ組織の武装解除であり、その点での譲歩はしないと語った。(P,I)
*自治政府のクレイ首相がシリアのダマスカスを訪問。オスロ合意を否
定する立場を取り、ダマスカスに本部を置いているDFLPとの間で、
自治政府選挙に参加することで合意が成立した。(H)
*政府はガザ入植地の移築可能なシナゴグや内部の宗教用品などをイス
ラエル国内に運ぶ方針を決定。その後、建物は破壊する。(P)
*先週に右派が国防軍に向かって投げつけた薬品は劇薬の苛性ソーダだ
ったことが判明。警察は容疑者を拘束して取調べを行っている。(H)
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2005年8月23日(火)
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*ガザ地区の入植者強制退去が完了。23年前にシナイ半島の入植地を
強制退去された後、エレイ・シナイ地区に住んでいた人々は、二度目
の強制退去に抗議してエルサレムに向かって行進した。(P,H,I)
*国防軍は今日1日で、西岸地区にあるサヌルとホメシュなど4入植地
の入植者退去を完了させる構え。しかし、多数の過激な活動家が両地
区に侵入しており、激しい衝突が予想される。(P,H)
*ガザでは強制退去中に大きな攻撃は無かったが、今後の家屋解体作業
中に武装組織から攻撃が激化する可能性があるとシンベト長官が警告。
家屋解体は自治政府の要求でイスラエルが行うもの。(P,H)
*国会の外交防衛委員会で、撤退に反対するリクード議員が首相を「嘘
つき」と罵倒。ペレス副首相は暴言だと非難した。(H,I)
*ハマスとイスラム聖戦が、和平行程表に定められた武装解除を実施し
ないことで自治政府のクレイ首相と合意したと発表。(P)
*ガザとヘブロンで自治政府の施設や警察幹部をファタハメンバーらが
相次いで襲撃。自治区ではさらに治安が悪化しているもよう。(P)
*ガザから撤退させた入植者を適切な住宅に早期入居させるよう、シャ
ロン首相が指示。入植者の多くが転居交渉を拒否して準備が進まず、
一部入植者はテント村に住んで抗議する動きを見せている。(P,H)
*自治政府のアッバス議長が昨夜シャロン首相に電話。ガザ撤退を賞賛
し、今後も和平行程表にもとづき協力することを確認した。(P)
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http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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