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(回答先: 政治板投稿:NHKアウシュビッツ5回放映はイスラエルの要求 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 8 月 21 日 23:00:53)
ドイツ連邦共和国外務省ホームページ
http://www.tatsachen-ueber-deutschland.de/2128.0.html
ユダヤ教団体
1933年当時のドイツには約53万人ものユダヤ人がいたが、ナチスの大量虐殺の後にはドイツのユダヤ教信者はわずか数千人となってしまった。今日では各地のユダヤ人協会に所属する人の数は約10万人である。さらにユダヤ人協会には所属しないユダヤ人が4万人から8万人いるとされる。
近年多くのユダヤ人が旧ソビエト連邦からドイツに移住してきた。ベルリンのユダヤ人協会は最大規模の協会で会員数は1万1200人、次がミュンヘンで7200人、フランクフルトの協会は会員数6600人である。今後も会員数の増加は続くと見られる。東独ではドレスデンとライプチヒに伝統あるユダヤ人協会があったが、ドイツ統一を経て再び活発な活動を行うことが可能となった。
ユダヤ人協会の上位団体はドイツ・ユダヤ人中央評議会であり、ドイツ政府は2003年、同評議会と持続的かつ信頼に基づく協力に関する契約を結んだ。同評議会は、ドイツにおいて築き上げられてきたユダヤ文化の保護、ユダヤ人協会の構築とそのドイツ社会への統合、さらに社会福祉面の活動のため、政府から年間300万ユーロの助成を受けている。
中央評議会は移民問題、その社会的統合問題などにおいて、ユダヤ人福祉センターを中心に連邦政府をサポートしている。センターはソーシャルワーク、青少年支援、高齢者支援などの活動を行い、また独自の社会統合対策を実行している。さらに、中央評議会はユダヤ移民に対し、新しいユダヤ人協会を設立する際のアドバイスも行っている。その他寛容の精神の啓蒙、人種差別と反ユダヤ主義の撲滅も同評議会の使命の一つである。
ドイツ政府はさらに、キリスト教徒とユダヤ教徒間の相互理解と協力のための様々な組織、団体を支援している。とくに「ドイツ・キリスト教社会とユダヤ教社会の協力を目指す調整評議会」や「キリスト教およびユダヤ教の国際評議会」はその中心である。歴史上の特別な責任から、国はユダヤ人の中心的機関を支援し、ドイツの旧ユダヤ人協会の墓地の管理を行っている。