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(回答先: 日経【民主、イラクの自衛隊12月撤退・マニフェスト案】 投稿者 木村愛二 日時 2005 年 8 月 16 日 08:18:16)
毎日【イラクからの自衛隊の12月までの撤退】民主党:政権公約原案
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050816k0000m010148000c.html
民主党:政権公約原案 「8年で財政健全化」
民主党は15日、次期衆院選に向けたマニフェスト(政権公約)の原案を固めた。最大の柱は「8年間で国の財政を健全化する」とした財政再建策で、国直轄公共事業の半減などにより、3年間で10兆円の歳出削減を図る。一方、焦点の郵政改革では、06年度中に郵便貯金の預け入れ限度額を700万円に引き下げた上で、段階的に500万円まで引き下げる「郵貯・簡保の徹底的縮小」を掲げ、小泉純一郎首相の郵政民営化に対抗する。16日に発表する。
マニフェストは(1)憲法(2)外交安保(3)社会保障・雇用(4)地方分権・NPO支援(5)財政健全化(6)政治改革・行政改革−−など13項目に「郵政改革」を加えた構成。このうち同党が今回最も重視しているのが財政健全化だ。
マニフェストでは政権獲得後、(1)3年間で10兆円の歳出カット(2)新規国債発行額を30兆円未満に抑制(3)8年間でプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化を実現する−−とうたった。国の公共事業半減(1.3兆円)、国家公務員人件費総額の2割削減(1兆円)−−などにより17兆円の既存経費をカット、新たな政策実現に必要な7兆円を差し引きし、10兆円の歳出削減を行う。最初の3年間は財政再建目的の増税は行わないことも明記した。
郵政改革については、現在約340兆円ある郵便貯金と簡易保険を「適正規模に縮小」するとして、郵便貯金の預け入れ限度額削減を明記。縮小後の経営形態については「政府系金融機関との統合も含め、あらゆる選択肢が可能になる」とした。郵便事業については「国の責任で全国的サービスを維持する」とした。
年金改革では、国民・厚生・共済年金の一元化、社会保険庁の廃止と国税庁の歳入庁への改編、議員年金の廃止、税を財源とする月額7万円の「最低保障年金の創設」など昨年の参院選以来の主張を改めて明記。
このほか、(1)義務教育終了まで子供1人につき月額1万6000円の「子ども手当」支給(2)高速道路は大都市部以外3年以内に無料化(3)イラクに派遣した自衛隊は今年12月までに撤退−−などを盛り込んでいる。【田中成之】
■民主党政権公約原案(要旨)
<憲法−未来へ向かう創憲>皇室典範改正で女性の皇位継承を可能に
<外交安保−自立的な外交と国際協調>国立追悼施設を建設▽東アジア共同体の構築▽3年を目途に日米地位協定を改定、在沖縄海兵隊基地の県外への機能分散を模索し、さらに国外移転▽国際平和協力隊の創設を検討▽イラクからの自衛隊の12月までの撤退
<社会保障・雇用>(1)08年度までに「公平・透明・持続可能」な年金制度に抜本改革のため▽議員年金を直ちに廃止▽全年金を一元化を実施(2)正社員とパート社員の待遇の均等化と育児介護休業の充実
<子育て>月額1万6000円の子ども手当ての創設▽学童保育を2万カ所に増設▽子ども家庭省(仮称)の設置
<教育・文化>校長の公募制拡大▽自治体及び学校現場へ権限移譲
<地方分権・NPO支援>地方へ18兆円の税財源移譲を3年間で実現
<財政健全化−8年間で国の財政を健全化>3年間で10兆円の歳出カット、国債発行額30兆円未満、プライマリーバランス赤字の半減を実現。そのために国の直轄公共事業半減(1・3兆円)、国家公務員人件費2割削減(1兆円)などで17兆円の経費カット
<政治改革・行政改革>迂回献金の禁止▽国会議員定数を1割以上削減▽成人年齢を18歳に引き下げ選挙権も付与▽インターネットの選挙運動を解禁▽公務員の労働基本権の保障▽3年間で公務員の人件費2割削減
<郵政改革>(1)郵貯と簡保の縮小=06年度中に郵貯の預け入れ限度額を700万円に、その後、500万円に引き下げ8年以内に郵貯220兆円を半減(2)郵政公社保有の国債を年間20兆円程度のペースで減らす(3)郵便事業、決済サービスは全国的サービスを維持
毎日新聞 2005年8月16日 3時00分