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イラク:武装組織をイランが支援と報道 米誌タイム
毎日新聞 8月15日
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20050815k0000e030037000c.html
イラク:武装組織をイランが支援と報道 米誌タイム
15日発売の米誌タイム最新号は、イラクで駐留米軍などに対する攻撃を繰り返している武装組織をイランが支援していると報じた。事実とすれば、イラクの駐留米軍排除や不安定化などを狙った動きとみられる。
マイヤーズ米統合参謀本部議長は9日の記者会見で、イランからイラクの武装勢力に破壊力の強い「指向性爆薬」が流入していると指摘していた。
同誌が入手した米軍の資料によると、イランはアブムスタファ・シェイバニと名乗る男が統括するイラクの武装組織を支援。同組織のメンバーは280人で、爆弾製造など17のグループに分かれている。
この組織は最近8カ月以上にわたり、米軍などに対する攻撃を展開。爆発物には、イランの影響下にあるレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの影響がみられるとしている。
さらにイランは、シーア派の有力政党、イラク・イスラム革命最高評議会の民兵組織「バドル旅団」のメンバーに報酬を支払っている可能性もあるという。(ニューヨーク共同)
毎日新聞 2005年8月15日 11時40分