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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050812-00000114-yom-intより引用
イスラエル入植地撤去、反対派15万人が集会
【エルサレム=佐藤秀憲】イスラエル政府がガザ地区などで行うユダヤ人入植地撤去の開始が15日に迫る中、同国西部にある経済の中心地テルアビブで11日夜(日本時間12日未明)、計画に反対する市民約15万人が集会を開き、計画阻止を訴えた。
集会は、ユダヤ人入植者評議会(ガザ地区とヨルダン川西岸の入植者で構成)の主催で開かれ、同評議会が組織した一連の抗議行動の中で最大規模となった。
治安当局は当初、参加者数を5万人程度と予想していたが、それをはるかに上回る市民が全国から駆け付け、計画に対する抵抗感の根強さが浮き彫りになった。
集会では、同評議会のベンツィ・リーバーマン議長が「国民を家から立ち退かせるこうした計画には、総選挙や国民投票が必要だ」と計画の不当性を訴え、参加者らは「我々の土地からユダヤ人を追い出すことは許されない」などと気勢を上げた。
イスラエルが、1967年の中東戦争によるパレスチナ占領地から入植地を撤去するのは今回が初めて。
撤去後のガザ地区はパレスチナ自治政府が完全に管理することになり、2国家共存への道筋を示す中東和平案「ロードマップ(行程表)」再始動に向けた大きな一歩として注目される。
(読売新聞) - 8月12日23時58分更新