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読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/index.htmから
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050813it04.htmより引用
スリランカ外相、自宅で暗殺…タミル系武装勢力犯行か
【ニューデリー=林英彰】スリランカ警察当局によると、同国最大都市コロンボで12日深夜(日本時間13日未明)、ラクシュマン・カディルガマル外相(73)が自宅のプールからあがった際、何者かに頭と胸を銃撃され、収容先の病院で13日未明に死亡した。これを受け、クマラトゥンガ大統領は国内に非常事態宣言を発令した。
犯人は逃走したが、警察当局は、少数派タミル人が多く住む同国北・東部の一部を実効支配しているタミル系反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の犯行との見方を強めている。LTTEの関与が明確になれば、2002年2月から続く停戦と和平プロセスにとって大きな打撃となるのは必至だ。
警察当局は、狙撃に使用されたとみられるライフル銃を隣家から発見した。犯人は2人組との情報もある。
外相は、タミル人だがキリスト教徒で、クマラトゥンガ大統領率いるスリランカ自由党(SLFP)を長く支え、多数派シンハラ人の信頼も厚い。
だが、LTTEの武装闘争には強硬姿勢でのぞみ、LTTEをテロ組織に認定するよう諸外国に働きかけたため、LTTEの暗殺対象とされていた。
(2005年8月13日11時13分 読売新聞)