★阿修羅♪ > 戦争73 > 324.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
◆◆◆◆◆◆◆
||||||| シオンとの架け橋
_\\|//_ イスラエル・ニュース
__\|/__
___土___ http://www.zion-jpn.or.jp
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(10日)リクード党員はネタニヤフ氏を支持
★(11日)オルマート副首相が更なる撤退を示唆
★(12日)ラビン広場で大規模な撤退反対デモ
****************************************************
2005年8月10日(水)
****************************************************
*2006年の国家予算が12対8で閣議を通過。労働党の閣僚は、福
祉予算の増額を求めるため反対に回った。(H,I)
*リクード党員に対する調査で、ネタニヤフ氏の支持率は45%前後。
シャロン首相は30%しか無く、大差がついている。(H,P)
*極右組織カハのメンバーが、米国に40日間国外退去処分に。米とイ
スラエルの両方の国籍を持っていたため。(H,P)
*ヘブロン近郊で銃撃テロがあり、イスラエル人2人が負傷。(I,P)
*自治政府のムフティ(イスラム聖職者)が、一方的撤退を妨げるイス
ラエルに対する攻撃はイスラム法違反だとする裁定を発表。ムフティ
がイスラエル攻撃を否定する見解を示したのは初めて。(H)
*蔵相を辞任したネタニヤフ氏が国会で演説。一方的分離は極めて危険
であり、阻止すべきだと国会議員に呼びかけた。(H)
*「イスラエルの攻撃に備えて臨戦態勢を取っている」とヒズボラがレ
バノンで宣伝中。しかし国境周辺には大きな変化は無く、存在価値を
主張するための心理戦との見方もある。(P,I)
*自主退去を拒否した入植者が補償金を減額されるのは不合理だと、入
植者が訴えていた裁判で、最高裁は撤退期日までに判決を出せないと
宣言。入植者は判決を待たずに退去を決めなければならない。(P)
*エルサレムの超正統派地区にある両替商が、資金洗浄の疑いで逮捕。
国際的な資金洗浄にも関わっていた疑いがある。(P)
*ガザ入植者の集団移転先となるニツァンを、宗教派地区と世俗派地区
に分けることが決定。それぞれにシナゴグや公民館が設置される。(P)
****************************************************
2005年8月11日(木)
****************************************************
*ガザに侵入した右派過激派は約2700人か。国防軍が今まで発表し
ていた2000人を大幅に上回るもよう。(P,H)
*オルマート副首相が、今回の撤退後に、パレスチナとの交渉により西
岸地区から更なる撤退を行う考えを示した。同様の見解は過去にも示
されている。(P)
*ガザ港の開港と、ガザ周辺の検問所の管理体制について、イスラエル
との合意が成立したと、自治政府のアッバス議長が発表。(H)
*「私はリクードを分裂させるつもりはない」とシャロン首相。ガザ撤
退の直前に辞任したネタニヤフ氏は無責任だと激しく非難した。(H)
*昨夜には数千人の右派が西壁前で大規模な撤退反対集会。しかし、大
きな混乱は無かった。(P)
*アラブ系市民に対するテロを受け、アラブ系市民の指導者が人種差別
の実態を告発する文書を準備中。国連などにも提出する。(P)
*撤退予定の西岸地区の入植地サヌルにカハなどの極右勢力が集結。暴
力も辞さない過激なメンバーが多く、衝突が懸念される。(H)
*ガザ入植地の学童の大半は9月の新学期を前に転校先が決まらない。
両親が手続きを拒否しているため。教育省は懸念を表明した。(P)
*イスラエルと自治区を合わせた総人口のうちユダヤ人が半数を割って
いると人口問題の専門家が指摘。ガザを切り離した場合は、ユダヤ人
が多数派となり、20年間は過半数を維持できる。(H)
*韓国のクリスチャン3000人がエルサレムからベツレヘムまで平和
行進。イスラエルの地に平和への願いを伝えるのが目的という。(P)
****************************************************
2005年8月12日(金)
****************************************************
*昨夜はラビン広場で10万人を超える撤退反対デモ。右翼の破壊行為
を恐れ、故ラビン首相の記念碑周囲は厳重な警備が行われた。(P,H)
*入植者らは、子供を連れて検問を突破してガザの入植地へ向かうよう、
支援者に呼びかけ。ガザへ通じる道路に多数の右派勢力を集めて道路
を封鎖し、撤退部隊がガザに近づけないようにする作戦。(H)
*国防軍はガザ撤退について自治警察との協議を本格化。自治政府とエ
ジプトの強い圧力を受け、一時は激化していたパレスチナからの攻撃
は急速に低下している。(H)
*トルコで先週に逮捕されたアルカイダのメンバーが起訴。他のメンバ
ーは逃亡中で、警察が行方を追っている。(P)
*2003年にISMの英国人活動家を銃撃で死亡させたとして、国防
軍兵士に8年の実刑。ISMは危険な反戦活動で知られる。(P)
*2005年の上半期のイスラエルへの移民は8120人で、前年比5
%の減少。しかし、フランスからの移民は増加している。(P)
*ロンドンでテロを賞賛する教えを語り「休暇」でレバノンに来ていた
イスラム教指導者のバクリをレバノン警察が逮捕。理由は不明。(P)
*メディアと国防軍が撤退作戦取材のルールに合意。報道関係者は、撤
退作戦中の入植者の家には立ち入れない。また、軍が危険と認定すれ
ば、直ちに現場を去ることが義務付けられる。(H)
------------------------------------------------------------
関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
-------------------------------------------------------------
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
============================================================
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
============================================================
★購読解除は http://www.zion-jpn.or.jp/kaijo.htm