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米軍合同演習で嘉手納の騒音激化
【嘉手納】米空軍嘉手納基地に航空部隊を受け入れて行われている米軍の2005年空・海合同演習に伴い、8日以降、嘉手納町屋良地区で70デシベル(1メートル先の黒電話のベル音に相当)以上の騒音回数が増加している。演習が本格化した8日の計測数は、2004年の1日平均である113回を70回以上も上回った。通常から激しい爆音にさらされている周辺住民は「生活が脅かされる」と、被害の悪化を訴える。10日は滑走路での離着陸時に、機体トラブルが相次ぐ様子も確認された。
演習のため米アイダホ州マウンテンホーム空軍基地から12機が飛来しているF15Eストライク・イーグル戦闘爆撃機が10日、飛行訓練を開始するなど嘉手納の上空は過密さを増している。
午前11時58分ごろにF15E1機、正午すぎには嘉手納所属のF15C1機が、それぞれ着陸後に滑走路上で停止し、整備士らの入念な点検を受けていた。
午後3時10分ごろには、演習に参加している空母キティーホーク所属艦載機のE2Cホークアイ空中早期警戒機が、右側の第2エンジンが停止した状態で緊急着陸。消防車が伴走した状態で駐機場に移動した。
さらに4時45分ごろにも、2機編隊で離陸した同飛行場所属のF15戦闘機1機が、離陸後も前輪が収納されない状態のまま飛行するのが確認された。
嘉手納町が屋良の住宅地に設置した騒音測定器は、5秒以上続いた70デシベル以上の騒音を計測する。8日に187回、9日に141回を計測するなど、演習に伴う離着陸の増加によって、通常の騒音数をさらに上回っているとみられる。9日には100・8デシベルの最高値を計測した。
同町東区自治会の島袋敏雄会長は「最近の騒音はもうすごい。地域として、できるだけこの空域に出てほしくないと訴えてきた。普天間基地の統合もささやかれる中で、県全体の問題として声を上げてほしい」と訴えた。
(8/11 10:16)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-5273-storytopic-1.html