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(回答先: ヘリ墜落1年でアドバルーン=米軍の特権逆手−沖縄国際大(時事通信) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 8 月 10 日 18:40:36)
ヘリ墜落現場へは今年三月沖縄訪問したときに立ち寄りました(座間味島も集団自決現場を見てきました)。
いやあ、大学の現場を訪問したのは午後6時過ぎ、だんだん暗くなってゆく中で、校舎(高さ30メートルくらい?)壁面に真っ黒けな黒煙の跡が、ペンキで塗りつけたように壁面一杯にへばりついている。ガソリンが燃えて発した独特の炭素で黒焦げそのものだ。
この壁面は道路に面していて、付近には街灯もあり、暗くなってもようくみえる。校舎直近の周辺の太い立ち木も途中からみな寸断されてんだね。風景が死んでるよ。爆風で吹っ飛ばされたみたいだ。平和そうに見えるほかの校舎から比べて、正門入り口のすぐ左側さひろがるこの光景は、こりゃ戦場そのものだ。
たまたま夏休みだったから人命に影響はなかったんだろうが、本土では想像できない光景だ。県民にとっては原爆ドームみたいな存在だよ。それも撤去したってんだから無神経な沖国大の当局にも頭にくるが、怒りの象徴があっては反戦運動のよりどころたされてしまうから、国も県も困るのだろう。もしこれが平日の東京のど真ん中ならどれほどの惨事になることやら。当時本土のマスコミは事後報道をほとんどしてないかんね。
忘れぬうちにもう一度見ておきます。
沖国大学生対策委員会
http://www1.odn.ne.jp/okikokuiinkai/index.html
〈米軍ヘリ墜落1年〉共同アピールへの賛同募集!
「〈米軍ヘリ墜落1年〉共同アピール」賛同のお願い
http://www1.odn.ne.jp/okikokuiinkai/index.html
より以下抜粋
−−−−−−−−−−−−−引用はじめ*−−−−−−−−−−−−−−
〈米軍ヘリ墜落1年〉共同アピール(案)
−県内大学の教員・学生は訴えます−
沖国大への米軍ヘリ墜落から1年―米軍ヘリはいまも沖国大の校舎をかすめるように低空飛行で軍事演習をくり返しています。
オキナワは戦場です
轟く米軍ヘリの爆音は、1年前に引き起こされたあの大事故の記憶を、その時感じた恐怖と憤りとともに鮮明に蘇らせます。
〈8・13〉は、私たちにとって決して忘れることのできない日
あの日、教育の場である大学は軍靴に踏み荒らされました。オキナワの青い空は、濛々たる黒煙に覆われ、褐色の大地と緑の樹木は赤い炎に焦がされました。
しかし、人々はそこから次々と起ち上がり声をあげました。〈9・12宜野湾市民大会〉には3万余の人々が集まり、米軍と日本政府に対する怒りを表明しました。
〈8・13〉は、私たちを変えた
この矛盾に満ちた現実を変えるためには、まず私たちじしんが変わらなければならなかったのです。この危険を日常として受け入れていた自分、危険と知りつつも理由をつけて行動しなかった自分、誰かにまかせていた自分…、この自分を見つめ、超えようと一歩前に出たのです。私たちは変わりました。
では何が変わっていないのか? 何が変えられようとしているのか?
墜落現場の“黒い壁”は撤去されたけれども、オキナワの米軍基地はなお存在し、米軍による戦争は世界中で継続されています。オキナワの基地は、「負担軽減」の名の下に、日米安保同盟にもとづいてますます強化されています。日本は、戦争に参加するために憲法9条を破棄しようとしています。
〈8・13〉を二度と繰り返してはいけない
イラク・アフガニスタンの悲惨を許してはならない
私たち大学人は、沖国大への米軍ヘリ墜落から1年のこの日、米軍演習を止め普天間基地を撤去する決意をあらたにし、ここにアピールを発します。
金武町で、辺野古で、米軍の演習・基地建設に対して、そしてこれに協力する日本の政府に対して抗議の声をあげている方々とも連帯し団結を深め、基地撤去と米軍による戦争を止めるために声をあげ続けます。全県・全国の方々に向けて訴えます。
基地を撤去するために力を合わせ声をあげよう
2005年8月13日
−−−−−−−−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−−−−−−−−
ドキュメント 「その瞬間、沖縄国際大学は……」
http://www1.odn.ne.jp/okikokuiinkai/index.html
証言集 私たちの声を聞いてください
http://www1.odn.ne.jp/okikokuiinkai/frame.html
実際に消火活動を行なった宜野湾消防署の方は語る
http://www1.odn.ne.jp/okikokuiinkai/frame.html
写真集
http://www1.odn.ne.jp/okikokuiinkai/index.html