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(回答先: サマワで被爆した自衛隊員たち きっこのブログより [アラブの声ML] 投稿者 white 日時 2005 年 8 月 10 日 18:40:00)
□きっこの日記 2004年11月6日付けから
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20041106
■2004/11/06 (土) 自衛隊に入ろう! 1
フィギアスケートのNHKトロフィー、昨日の女子シングルのショートプログラム、荒川静香のあまりの素晴らしさに、あたしは体中がシビレた。たった2分50秒が、ものすごく長く感じられて、あまりの美しさにオシッコを漏らしそうになり、トイレをガマンしてVを見て、トイレに行って来てからも10回以上も見ちゃった。
2位のソコロワも「52.98」と言うすごい得点だったけど、荒川静香は「64.20」と言う前代未聞の高得点で、今日のフリーを待たずして、優勝を決めた。荒川静香は、すべての演技が素晴らしかったけど、たとえばスピンひとつとっても、反対足のキャメルスピンから入って、クロススピンでしめるって言うのは、最高難度のレベル3のスピンだから、ソコロワのレベル1のスピンとは雲泥の差だ。ちなみに、あたしのスッピンも難度レベル3で、メークしないとコンビニにも行けない(笑)
左の靴の爪先が壊れてしまい、仕方なく前に捨てた靴を急いで取り寄せて、右足は新しい靴、左足は古い靴で演技をした荒川静香。どうしても靴が馴染まず、当日の朝まで出場を諦めていたのに、コーチに薦められて出場したそうだ。それなのに、この素晴らしい成績。サスガ、女王だ。
それから、どーでもいいことなんだけど、あたしの嫌いな恩田美栄(よしえ)は、出だしの何でもなんとこでコケちゃって、ボロボロだった。嫌いな選手だけど、リトルかわいそうになった。結局、ショートプログラムの結果は、女王、荒川静香がダントツのトップで、2位がソコロワ、3位がフィギア界のミキティ、安藤美姫(みき)、4位がウクライナのリアシェンコ、5位がロシアのボルチコワ、6位がコケた恩田美栄だった。
今夜のフリーで、荒川静香がどんなに素晴らしい演技を見せてくれるのか、今から楽しみな今日この頃、皆さん、フィギアスケートなんかには興味ないでしょう?(笑)
‥‥そんなワケで、イラクへの自衛隊派遣の問題について、テレビや新聞のニュースだけを鵜呑みにして、あ〜だこ〜だと偉そうなことを言ってる自称評論家がいっぱいいるけど、カンジンの、実際にイラクへ行って来た自衛隊員の声は誰も聞いてない。どいつもこいつも、想像だけでモットモらしいことを言ってるだけで、何の説得力もない。
■2004/11/06 (土) 自衛隊に入ろう! 2
北海道に住んでるあたしの親友は、自衛隊員の奥さんだ。そして、そのダンナさんは、実際にイラクへ行って来た。今回、無理にお願いをして、「名前を伏せる」「個人を特定できるような記述はしない」と言う条件で、いくつかの質問を書いて、答えられる範囲で答えてもらった。以下が、その回答メールからの抜粋だ。
「現地での活動は、550名の隊員のうち、給水担当が約30名、施設担当が約50名、医療衛生担当が約40名で、残りの400名以上は警備担当です。自分も警備担当でしたが、一日中基地の中にいるだけですから、こんなに楽な事はありません。」
「食事は日本にいる時と同じ物が食べられて、何もしないで三食食べて、昼間は本を読んだり将棋をしたりして時間を潰しました。サマワでは外は危険なので出ることが許されず、外を見られるのは警備当番が回って来た時だけでした。日本にいれば辛い訓練がありますが、サマワでは訓練も無く、何もする事が無いので、自分は体が鈍ってしまうので、腹筋やスクワットを日課にしていました。」
「現地での状況を教えて欲しいとの事ですが、警備で何度か外に出た他は、一度も外に出ていないので何も分からないです。隊員は完全に隔離された状態で生活しているので、外で何が起こっているのか何も分からないのです。唯一耳に入る情報は、給水担当の隊員からのものですが、彼等も安全な場所でしか活動していないので、お話しできる事は何もありません。」
「劣化ウラン弾についても、外に出なかったので何も分かりません。」
「我々の日当は、通常の国内での救助活動などの場合は1日1万2000円と決められていて、海外での活動でも2万円を上限としていますが、今回は危険手当が1万円上乗せされ、1日3万円という破格の日当になりました。この日当につられて志願した隊員も多く、自分もその一人です。自分は第二期派遣隊の第二陣として、5月15日に出発して9月5日に帰国しましたので、113日間で339万円になります。電卓を弾きながら、にやにやしてしまいました。できるなら、もっと長く行っていたかったです。」
「サマワへ行って来た隊員達の話を聞いて、志願する隊員の数が何倍にもなりました。」
■2004/11/06 (土) 自衛隊に入ろう! 3
「自衛隊派遣についての個人的な意見は、特にありません。職業の一つとしか考えていません。」
このメールを読んで、完全に外界と隔離された安全な場所で、何にもしないでタダで三食食べられて、本を読んで将棋をさしてるだけで3万円ももらえるのなら、自分も行ってみたくなったと思うのは、あたしだけじゃないはずだ。何にもしないで、1ヶ月で90万円ももらえる職業なんて、この不景気なニポンじゃ考えられないし、あまりにも美味しすぎる。ちなみに、サマワの人たちの平均的な日当は、5ドル前後だ。自衛隊員1人の日当で、現地の人たちを50人も雇うことができる。
仕事がなくて困ってる現地の人たちは、自衛隊がくれば仕事にありつけるんじゃないかって期待してた。でも、実際に自衛隊が来てみたら、何百人もの隊員たちは、オランダ軍に警備された基地の中でじっとしてるだけ。それで、自分たちの50倍もの日当をもらってるって聞けば、デモも起こるはずだ。その上、何の役にも立たない自衛隊が居座ってるおかげで、あちこちで自爆テロが起こって、一般市民が次々に殺されているのだ。嘘つきコイズミは、自衛隊は歓迎されてるって言って、そんな映像だけを選んで放送させてるけど、実際には、派遣先のサマワでは、自衛隊撤退要求のデモが何度も何度も起こっているのだ。
ブッシュの飼い犬、コイズミは、ご主人様のために、自衛隊の活動期限が切れる12月14日以降も、現地へ自衛隊を送り続けるって言ってる。ニポン人のほとんどが反対してても、現地の人たちが迷惑してても、ニポン人が殺されても、ミサイルを打ち込まれても、それでも自衛隊を送り続けるって言ってる。
そして、支持率のことしか考えてない政治家やワケの分からない評論家、挙句の果てにはマンガ家までが文化人ヅラしてシャシャリ出て来て、あ〜だこ〜だと不毛な議論を繰り返している今日この頃。ナンダカンダ言ったって、所詮、こいつらは、この自衛隊派遣のネタで飯を食ってる寄生虫野郎たちだから、テレビや誌面で大騒ぎしてるだけで、実際には何の活動もしていない。何の役にも立たないって言う点では、サマワまで将棋をさしに行った自衛隊員たちと大差ないのだ。
‥‥そんなワケで、12月14日以降の自衛隊派遣の延長で、一番喜んでるのは、あまりの美味しい話に、必要人員数の何倍もの志願者が群がってる自衛隊そのものなのだ。