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狙い通り経世会つぶし 『政界ヒソヒソ話』(スポニチ)8/10
「自民党をぶっ壊すなんて言っていたが、やっぱり小泉さんの狙いは経世会(現在の橋本派)つぶしだったんだ」
自民党旧橋本派のあるベテラン秘書は、小泉首相による「郵政解散」に悔しさを隠しきれなかった。
今回、首相は最初から解散を狙っていた節がある。「青木さんに任せていますから」と、首相は郵政法案の参院審議を参院旧橋本派会長でもある青木幹雄参院議員会長に一任した。だが、首相は修正も継続審議も拒否し、青木氏に反対派説得材料を与えなかった。終わってみれば、参院は大差で否決。青木氏の権威は失墜し、マスコミに「青木王国崩壊」の活字が躍る結果になった。
衆院旧橋本派はすでに前回の総裁選でバラバラ状態、最後の砦(とりで)だった参院旧橋本派も今回、造反者を7人も出す始末。
しかも、首相の旧橋本派つぶしはそれだけではなかった。分裂状態だった同派の再結束に向け、最後の派閥会長候補だった綿貫民輔前衆院議長を、衆院採決での造反を理由に非公認処分に。同派の総裁候補の1人、藤井孝男元運輸相も非公認にし、同派のキーマン2人を窮地に陥れた。
極めつきは、日本歯科医師連盟から同派へのヤミ献金事件の印象が消えないこの時期での解散。同派からは「このままではうちの派は壊される」との悲鳴が聞こえる。