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外務省もアラブ・サイトを観察中:サマーワが非常に緊迫している
http://www.asyura2.com/0505/war73/msg/196.html
投稿者 木村愛二 日時 2005 年 8 月 09 日 12:05:11: CjMHiEP28ibKM
 

サマーワが非常に緊迫している。

以下は、最新情報である。
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反抗勢力、サマーワの2地域を制圧 バドル旅団が鎮圧に乗り出す
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8日付のイラーキ・リーグは、「サマーワの一部地域が反抗勢力の手に落ちる。政府は警察にデモ隊攻撃を承認」と題して報じた。
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 7日のサマーワで起きた虐殺事件は、当局への反対運動へと発展した。特にオンマールやジュンフーリー地域の住民はイラク国家警備隊所属の車両を焼却、破壊した。また両地域から警察軍と国家警備隊を追い出し、完全な支配下に置いた。 

 これらの地域を州当局へ奪回するために、他の各州からイラク軍隊が派遣された模様だが、占領軍はこれまでのところヘリコプターを低空旋廻させ監視しているほかは、介入していない。

 夜になって州評議会は全員一致で州知事の解任を決定、内務省も承認した。サマーワで評判の高いサドル派は武装解除を命じ、警察と軍によって包囲されていた地域の包囲を解かせ、事態沈静化に貢献した。
http://www.iraqirabita.org/?do=article&id=2332 写真1枚
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同じくイラーキ・リーグは7日報じた。バドル旅団(ハキームが党首のイスラム革命最高評議会の民兵組織)の元連隊長の現ムサンナ州知事は、ハキームに反乱への恐怖を伝えた。そこで未確認情報では、反乱鎮圧のために、隣接諸州からバドル旅団と思われる大部隊が派遣された。その理由は、サマーワの警察と国家警備隊は、住民で編成されており住民に同情的だからである。
http://www.iraqirabita.org/?do=article&id=2330 写真6枚
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マハディー軍がサマーワを制圧  7日付のバスラ・ネットが報じた。
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 (ムクタダ・サドルの民兵組織)マハディー軍は現在サマーワの町を制圧している。占領軍の手先は逃げ出した。住民はイラク国家警備隊の車両8両を焼却した。手先のハキーム(イスラム革命最高評議会の党首)の事務所は、ロケット弾砲弾などで砲撃された。
http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/0805/smawa_080805.htm
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 アブドルアミール・リカービーの民主愛国潮流が7日、以下のニュースをデンマークのイラク・フォー・オールに流した。この男は表面的には、抵抗勢力への支援姿勢を示しているが、仏米日の多重スパイと抵抗勢力側から見られている。
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 勇敢なるサマーワから届いた情報によると、蜂起者たちの発砲を受けたので、占領軍政府の代表たちや占領軍の仲間の政党代表者たちが事務所を捨てて逃げ出した。
 他の諸都市も占領軍とその代表者たちに対する蜂起を準備している。ウォッチャーたちはカルバラの状況も爆発すると予測している。


サマーワからペルシャのゾロアスター教政府の代表連が逃亡 1920年革命の再現の兆し

イラクの自由メディアが伝えるサマーワの暴動の様子は、日本のメディアが伝えるものと異なり相当緊迫しており、より広範囲だ。8日付のバスラ・ネットが上記の見出しで、ハマド・シュレイダ氏の報告を掲載した。特にイラク南部はイランの影響下にあるのでこのように表現している。
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 サマーワで燃え上がった大規模蜂起がイラク南部全域に拡大する様相を呈している。蜂起は当初、生活状況の改善を求める平和的な住民デモであったが、ペルシャのゾロアスター教のバドル軍(イスラム革命最高評議会の民兵)が、州知事自身が発した命令により州政府と地方評議会庁舎の屋上から丸腰のデモ隊に向けて発砲したため、住民一人が殉教(死亡)、多数が負傷した。

 発砲が自分たちに向けられたのを目撃した住民たちはひるまなかった。1920年革命(対英独立運動)の武勇談を思い出し、万勇を奮いバドル軍とその警察と国家警備隊に襲い掛かった。結果、丁度カーデシーヤの戦闘(635年イスラム軍とペルシャ軍の決戦でイスラム軍が大勝、ペルシャ軍は壊走した)と同じように逃げ出し、無差別に発砲しながら州庁舎に逃げ込んだ。

 臆病者の傀儡政府の代表者たちは危険を感じ、町からの脱出を決意、脱出を援護するために占領軍にアパッチ・ヘリと部隊の救援を要請した。

 この蜂起の数日前にナジャフやカルバラで同様のデモが起きている。また英軍は隠蔽しようとしているが、バスラやイマーラで抵抗勢力が英軍に甚大な被害を与えた軍事作戦を起こしている。そのため、英軍の戦闘機がマイサーン州のマジャル市を低空飛行し爆撃、住居が破壊され住民が殉教した。その結果、住民は再び英軍に反抗、関係を断絶、抵抗勢力も英軍基地を再攻撃した。

 サマーワの民衆は、占領軍とその(傀儡)政府とペルシャのバドル軍に対する抗議と蜂起を指導する「サマーワ独立人民議会」と命名した司令部を結成した。

 ジャーファリ(首相)率いるペルシャのゾロアスター教の政府(イラクの現政府)は、バドル軍にイマーラやバスラ、ナジャフ、カルバラ、サマーワで拘束作戦を実行するよう命令した。この傀儡政府は、バドル軍にサマーワの非武装住民の殺害を命じたが、蜂起を拡大するために南部諸都市間で住民の連携があるとの情報に接し、事実調査のために調査団を派遣することでこの蜂起事件を収束しようとしている。だが政府にはバドル軍を非難する勇気が無いことを知らぬものはいない。

 イラク南部、中でもサマーワ出身イラク人たちは、ジャーファリ政権打倒と占領軍からのイラク解放のための決起を呼び掛けている。

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