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□毎年恒例?「アルカイダのナンバー2」ザワヒリのビデオ出演 [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/08/post_b848.html
08/08/2005
毎年恒例?「アルカイダのナンバー2」ザワヒリのビデオ出演
「ビン・ラディンとは、西側防衛網によるとてつもない計算違いの産物であった。80年代のビン・ラディンは、CIAによって武装され、サウジアラビアによって資金を得て、ロシアのアフガニスタン占領に対して聖戦を遂行する任務を担っていた。アル・カイダとは、事実上は『データベース(the database)』であり、元々はロシア人達を打ち負かすためにCIAの援助によって召集され、軍事訓練を受けた何千ものムジャヒディンの情報が記録されたコンピュータファイルのことだった。どういうわけか、ワシントンはその惨憺たる結果に気がつかなかったらしいが、ロシアが脱落した後に、ビン・ラディンの組織は注意対象を西側社会に転換したのであった。」
http://www.guardian.co.uk/terrorism/story/0,12780,1523838,00.html
---英国元外相ロビン・クック、ロンドン地下鉄同時テロ直後の7月8日に英ガーディアン紙に寄稿した「テロとの闘いは軍事的手段では勝てない」より(強調は訳者による)。8月6日、ロビン・クック元英外相はスコットランド北部のベンスタック山(標高721メートル)で山登り中に昏倒し、死亡した(享年59歳)。
尚、アラビア語であるアル・カイダ(Al-Qaeda)の文字通りの意味は『拠点、基地、基点』とされている。
2005年8月4日、「アル・カイダのナンバー2」アイマン・アル・ザワヒリの最新ビデオがアルジャジーラで放送された。
テープの中で、ザワヒリは「ブレアの政策がロンドンテロを呼び起こした」と英国政府を批判し、米国政府に対しては「ベトナムで味わった経験を忘れさせるほどの恐怖に直面することになる」と威圧し、中東から英米軍が撤退しないかぎり今後もテロ攻撃を起こすと宣言している。
「ナンバー2」氏を侮辱するつもりはさらさらないが、私的な感想を言わせて貰えば、わざわざ危険を冒してビデオ出演したにしては、今回のザワヒリ氏の文句は少々陳腐すぎるのではないか。昨年のオサマ・ビン・ラディンの演説に比較すると、今ひとつレトリックや演出に工夫が足りないように思えてならない。
ひょっとしたらザワヒリ氏は、ロンドンのテロ事件の原因として、泥沼化したイラク戦争に世界の注目が集まることが気に入らず、アルカイダとロンドンテロとの関係をもっと重視して欲しいという気持ちから、(決してブッシュの気持ちを代弁しているわけではありませんよ)ロデオドライブでの買物ついでにリムジンで撮影スタジオに立ち寄ったとも考えられる。
(冗談はさておき、英タイムズ紙の記事によれば、英国情報部では、今回のザワヒリ氏の意図を「アルカイダの役割を強調して、世界に拡大するテロ『フランチャイズ』のひきしめを狙っている」と観測しているという。)
「アルカイダのナンバー2」ザワヒリの大脱走?
911同時多発テロ事件発生後、ザワヒリの消息はオサマ・ビン・ラディン同様全く不明だが、中東地域のニュースには何度も登場している。ザワヒリ関連の過去報道を以下にいくつか並べてみよう:
* 英ガーディアン紙2002年2月18日:「ビン・ラディンのナンバー2、イランで拘束」
http://www.guardian.co.uk/iran/story/0,12858,893569,00.html
* 2004年9月10日アルジャジーラ:「アルカイダーのナンバー2、アイマン・アル・ザワヒリが、最新ビデオでイラク、アフガニスタンにおける米軍の敗北を予告」
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/7E3C74B6-C2DB-4DB5-812B-1EA438473886.htm
* ザ・イェルサレム・ポスト紙(イスラエル)2004年9月27日付け記事「ビン・ラディンの右腕アイマン・アル・ザワヒリ、パキスタンで拘束」
http://www.jpost.com/servlet/Satellite?pagename=JPost/JPArticle/ShowFull&cid=1096259490364
さて、どれがホントの「アルカイダのナンバー2」?