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【60年目の8.6 8.9 】
以前アウシュビッツの記録フィルムの中で、
ボロ雑巾のようにブルドーザーで掻き集められた人間の死体の山を見た。
広島平和記念資料館バーチャルミュージアムhttp://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/
被爆者が描いた絵
死体の山の写真、原爆直後であったか、大空襲ナパームで焼野原の情景であったか
川辺に埋もれた数々の死体の写真を見た。
泥に塗れ、砕け散った材木や壁土、石、ボロギレ、コンクリートに
埋もれるように、頭や手足が誰の物とも分別のつかぬまま。
川に浮かんだ無数の腹の膨れた死体を掻き集めても掻き集めても、潮の満ち引きと共に何処からか
川の面を流れて来たと聞く。
ただボタンを押す事だけで、地獄世界が現実と化す世界に警鐘を鳴らす。
人間は想像力に乏しく、壊れた時計や、溶けたガラスでは、真実へとたどり着くことはできない。
生き残った人達は未来の為に、できるだけの絵を残してください。
きっとどこかに埋もれているはずの地獄を記録として残してください。
でなければこの愚かな生物は、又性懲りもなく同じ道を辿る可能性の方が高いのだ。
私は世界中のあらゆる都市、ニューヨークのMOMAやパリのポンピドゥー美術館で被爆者の絵を企画展示して回ってほしいと願う。
海外の人たちに伝わるよう、海外の人々の力を借りて、インターネットの力を借りて、世界の隅々まで、この恐るべき現実を伝承する責務が日本人にあると信じています。
日本の図書館に残された、終戦直後の米軍記録フィルムには、
死体の山も瓦礫の山も映画のセットのようで、地獄の情景は残されていないのです。
長崎原爆資料館
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/na-bomb/museum/
沖縄平和記念資料館
http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/
http://blog.livedoor.jp/shiryuhoshi/