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広島原爆:投下されて60年 米の市民が各地で反核の声
毎日新聞 8月8日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050808k0000e040026000c.html
【ロサンゼルス國枝すみれ】広島に原爆が投下されてから60年となる6日、米国各地で市民が反核の声を上げた。
米メディアによると、広島に投下された原爆のウランを作ったテネシー州オークリッジのY−12工場の入り口には、市民が折り鶴をフェンスにつけ、トルーマン大統領に原爆を投下しないよう要請した67人の研究者の名前を読み上げた。約1100人の市民が参加し、同市の歴史で最大規模の抗議行動となった。
また、原爆が組み立てられたニューメキシコ州ロスアラモス国立研究所近くの公園では、市民数百人が「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ」と叫んだ。「広島と長崎に謝罪する」と書いたプラカードを掲げる米市民もいた。その一方で、公園の反対側では退役軍人ら数百人が「パールハーバーがなければ、広島はなかった」などと書いたプラカードを掲げて、原爆を擁護した。
戦後に核兵器開発の中心となったカリフォルニア州のローレンス・リバモア国立研究所前では、ヒマワリの花を持った300人以上の市民が行進。NGO(非政府組織)関係者は「原爆の犠牲者にささげられる贈り物は軍縮を進めること」と話した。
ブッシュ大統領の邸宅があるテキサス州クロフォードでも、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の小西悟事務局次長(76)が講演し、大量破壊兵器である核兵器の廃絶を呼びかけた。
毎日新聞 2005年8月8日 10時56分