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イスラエルのネタニヤフ氏、閣僚辞任 ガザ撤退に抗議
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200508080001.html
2005.08.08
Web posted at: 09:30 JST
- CNN
エルサレム(CNN) イスラエル政府筋によると、与党・右派リクードの有力者ネタニヤフ財務相(元首相)は7日、ガザ地区撤退に抗議して辞表を提出した。一方、同じリクードを率いるシャロン首相は同日、閣議を開き、ガザ地区のユダヤ人入植地3カ所撤退を賛成多数で承認した。
消息筋によると、閣僚17人がガザ撤退を柱とするパレスチナ分離政策案に賛成。入植地3カ所の撤退は8月15日に始まる見通し。首相は15日に退去命令を出した上で、17日にも対象入植地の強制退去に踏み切る方針。
一方、シャロン首相はネタニヤフ氏の辞表を受理。提出から48時間で辞任が成立するという。オルメルト副首相が後任に任命される模様。
ネタニヤフ氏は閣議後に記者会見し、「イスラムのテロ基地がガザに作られようとしている」「(原理主義組織)ハマスは日増しに勢力を強めている。勢力を強め、イスラエルがハマスを恐れてガザを去るのだと吹聴している」と批判した。
ネタニヤフ氏は、ガザ撤退はイスラエルをより安全にするのではなく、テロの危険を高めるたけだと述べ、さらにシャロン首相が率いる現在のリクードは「人々が投票したリクードとは別物だ」と首相を批判した。
ネタニヤフ氏はリクード内においてシャロン首相にとって最大の政敵とみなされている。閣僚辞任によって、次回総選挙に先立ち、党首争いの動きが再燃すると見られる。