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州兵はニューオリンズとビロクシ所属だ。バグダッド所属ではない。
ノーマン・ソロモン
州兵の男女はイラクで殺人をしているべきではない。
州兵はニューオリンズとビロクシを助けるべきだ。
破局的なハリケーンは不可抗力だ(英語で不可抗力は神のおこない)。だが、イラクにおける戦争行為は、大統領が継続しているおこないだ。そして今戦争への尽力が、州兵がアメリカ国内の人命を救う能力を損ねている。
ニューオリンズの洪水が、火曜日になって劇的に拡大する前、ホワイト・ハウスは政治的に暴発しかねないこの問題を和らげようとつとめてきた。我々が支援をする準備ができているかどうかご心配になっている方々は、どうぞご心配なく、我々は支援する準備はできているのだ、とブッシュ大統領は言った。我々はしかるべく機能している。装置類は既に配備した。食糧も準備済みだ。そして被害の評価さえ済ませられれば、それさえ済めば、我々は中に入り被害地域の市民の皆さんを援助することが可能になる、と。
公式の保証を反映してCBSニュースは次のように報道した。ミシシッピーとルイジアナの州兵の三分の一以上がイラクに派兵されているか、戦争支援を行っているが、アメリカ国内には、業務に対し十分以上の州兵がいると述べている。
しかしニューオーリンズの堤防が破壊した後、破局の様相が一層明らかとなるにつれ、こうした安心させるような主張の信頼性は無くなった。ワシントン・ポストは水曜日にこう書いていた。何千人もの市民兵が、かなたイラクで戦っていて、ハリケーンのカトリーナに酷く襲われた州では、救助と治安維持活動用に軍隊を召集するため昨日スクランブルをかけ、軍部隊、とりわけ浄水チームと、より離れた他州からの支援と現役服務の軍隊を要請している。
ポスト紙の裏ページにはこういう補足記事があった。「両州の州兵高官は、破壊の規模から、使えるマンパワーを限界まで酷使しており、その大半が既に2001年以来、イラク或いはアフガニスタンで、或いは祖国防衛の任務についている兵士に対し、更に並はずれた要求をしていることを認めた。」
ミシシッピー州兵を代弁してアンディー・サガード中尉は言った。「今回の事態に置いて、(派兵されている為に)欠けている兵力はとても大きいのです。私たちは我が州兵が必要です。」ワシントン・ポストによれば、ミシシッピー州兵は、中央イラクに4,000人以上の兵士がいる旅団を擁し、一方、ルイジアナも3,000人程の兵士をバグダッドに置いているという。
州兵はイラクに所属しているのではない。彼らは大統領の嘘に基づいて侵略した国内で哨戒をしたり、殺人したりするのではなく、ルイジアナとミシシッピーをこそ救援し守るべきだ。州兵は自国で洪水の被害と戦うべきだ。州兵達が撤退して欲しいと願っているイラク人と戦うのではなく、自分たちが一番良く知っているコミュニティーの人々を助ける為に。
今日こそインターネットを活用して、ワシントンの政治家達が無視してはいられなくなるよう、この要求を広く転送し投稿しよう。
州兵を国に帰せ。即刻!
http://www.commondreams.org/views05/0831-27.htm