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米軍、10月イラク国民投票に向けた増員規模はかなり小幅に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050903-00000569-reu-int
[ワシントン 2日 ロイター] 駐イラク米軍幹部は2日、新憲法をめぐる10月15日の国民投票に備えて兵士の増員を予定しているが、1月の議会選挙時よりもかなり小幅な増員にとどまる、との認識を示した。
現在同国に派遣されている米軍兵士の数は14万0900人。ジョン・バインズ中将によると、米軍は10月の国民投票に向けて、1500─2000人程度、増員する計画、という。
同中将は、米軍から訓練を受けたイラク人治安要員の数が増えており、それらの要員が投票時の治安維持を主導するため、米兵の大幅な増員は必要ない、と語った。
同中将は、米国防総省の会議にバグダッドから電話で参加し、「現時点では、今年1月のときよりも、任務遂行が可能なイラク人治安要員の数がかなり増えている」と述べた。
1月30日に行われた選挙では、約13万8000人だった米兵の数を、15万9000人に増員していた。
一方、ラムズフェルド米国防長官は、10月の国民投票を前に武装勢力が攻撃を強めるとの見方を示している。1月の選挙前の時期には武装勢力による攻撃が活発化、米兵の死者数が増えた。
(ロイター) - 9月3日19時23分更新