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□<米軍撤退>の虚と実/米軍の犠牲も増加の一途 [イラク情勢ニュース]
http://www.freeml.com/message/organizer-news@freeml.com/0000961
URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2005/08/04(木)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆イラク撤退・・・、1つの手だが/米兵5000人は戦線離脱
カウンター・パンチ 7月30−31日 英文から訳
☆爆弾攻撃で、海兵隊14人と通訳が死亡
CNN 8月4日 英字報道から訳
☆ゲリラは「これまでより強力な爆弾を使用」
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☆★イラク撤退・・・、1つの手だが/米兵5000人は戦線離脱
GettingOutofIraq...OneWayorAnother
ByPATRICKCOCKBURN カウンター・パンチ 7月30−31日
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http://www.counterpunch.org/patrick07302005.html
米兵5000人は戦線離脱
5,000USTroopsHaveGoneAWOL
ラムズフェルドはイラク駐留米軍兵士の数を削減しようとしている。
米軍は、来年の春・夏から、イラクにいる軍隊をかなり減らしたいと発
表した。イラク米軍のケーシー最高司令官は、もし政治的な進展が前向
きにつづき、イラク人治安部隊が強化されるなら、13万5000人の勢力
をかなり削減できると語った。
この発表は、アメリカのイラク駐留要求が弱まっているという合図となる
ものだろう。米国における最近の世論調査では、53%が米国はイラクに
おいて勝利できないと考えていることを示した。
バグダッドにおけるラムズフェルドとの共同記者会見で、ケーシー大将
は、兵員削減は年末のイラクの選挙後になるだろうと言った。
実際に役立つイラク軍と警察部隊が米国から急いで訓練を受けている
という米国の主張について、多くのイラク人高官は深い疑念をいだいて
いる。反政府勢力はスンニ派アラブの地域をほとんど思いのままに支配
することができる、と、彼らは語った。
名目上は国防省と内務省があるにもかかわらず、イラクの安全確保は
ひじょうに多くの部分を米国が担当している。アメリカ人指揮官を抜きに
しては、どんな軍事行動も発動されない。来年2006年中旬までに外国
軍(=占領軍/訳註)の数を6万6000人に減らすという米国の計画は、
先月リークされたイギリス政府の文書で概要が述べられていた。
イラクのジャファリ首相は、ラムズフェルドとの共同記者会見の場で、ア
メリカ軍はすぐにもイラクを去るべきで、その用意はあると述べた。彼は
こう言ったのだ: 「イラク国民の強い希望は、(イラクの新治安部隊が)
責任を持って、できるだけ早く有志連合軍が帰路につくのを目にすること
だ」と。そして彼は、突然の撤退はありえないだろう、と付け加えた。
バグダッドに住む普通のイラク人は、問題なのは米軍の存在だと考え
ており、もし米軍が引き揚げても何も起こらないだろうと指摘する。すべ
てのイラク人を潜在的な自爆攻撃者だと見なす米兵の姿勢が、無実のイ
ラク人に対する頻繁な銃撃事件につながってきた。
重大犯罪を担当する部隊の警察幹部でさえ、米兵に頭を撃たれた。イ
ラク人は人的安全保障や頻繁に発生する誘拐と強盗についても、米軍
の存在のせいだと非難している。しかし、イラクの治安部隊が弱いままに
されていたら、国の大部分で、米軍の急な撤退が政府当局の分解につ
ながりかねない。国民議会のクルド人無所属議員であるマフムード・オス
マンは、イラク治安部隊に所属するメンバーの実数は、言われているよ
うな15万人ではなく、4万人だと考えている。
米国はイラク軍再建に対しては常に二枚舌の姿勢をとってきた。米国
は反乱勢力に対峙するときにはイラク軍強化を必要とするが、イラク軍
に効果的な武器を装備させることは遅らせてきた。イラク人の当局者で
さえ、「結局のところ、アメリカ人はわれわれを信頼しないんだ」と言う。
・・・(略)
米軍はイラクを6つの管轄地域(AOR)に分け、26カ国からの多国籍
軍が維持している。米軍第11装甲騎兵連隊がバグダッドで、米軍第42
歩兵師団がキルクーク、ティクリート、サマッラを担当している。
イラク侵略以来、1785人のアメリカ兵がイラクで死亡し、うち348人
は今年1月31日の選挙以後である。そして2003年の作戦開始以来、
約5500人が部隊から離脱した(認められた除隊ではなく)。
イラクで兵役についているカリフォルニア州兵の大隊では、少なくとも
23人がイラク人拘束者への虐待問題と店舗を守る名目で3万ドルを強
奪した事件で取調べを受けている−−7月28日付のロサンゼルス・タ
イムズが報道した。
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☆★爆弾攻撃で、海兵隊14人と通訳が死亡
FourteenMarines,civiliankilledinbombing
CNN 8月4日
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http://edition.cnn.com/2005/WORLD/meast/08/03/iraq.main/index.html
バグダッド発:
8月3日、イラクのハディッサ市近郊で米軍車両に乗っていたとき、14
人の米海兵隊員と通訳が道路脇爆弾の爆発で死亡した−−米軍当局
が発表した。
ハディッサの南1マイル(約2キロ)のあたりで、爆弾が水陸両用の装甲
車を襲った、と、米軍が発表した。同市はバグダッドの北西約135マイ
ル(217キロ)にあるユーフラテス川沿いの都市である。米軍発表による
と、1人は負傷したという。
14人の海兵隊員は全員が第2海兵遠征軍(前方展開部隊)第2海兵
師団に属する連隊戦闘団2に配属されていた−−ペンタゴン=米国防
総省が発表した。
1日には海兵隊狙撃チームの6人がハディッサ近くの銃撃戦で殺され
た。6人は上述の14人と同じ部隊に配属されていた。またヒート市近くで
は1日、この日7人目の死者となる海兵隊員が自動車爆弾で殺された。
この10日のあいだに、43員の米兵がイラクで死亡した。米軍のレポ
ートによると、それはイラク戦争での米兵死亡数を1820人に押し上げ
た。
ハディッサとヒートはユーフラテス川沿いにあるスンニ派アラブ人の都
市である。ヒートは、バグダッドの北西95マイル(約152キロ)に位置す
る。米軍とイラク軍が最近、両市で反政府勢力の掃討作戦を展開中だっ
た。
今週に入って海兵隊は、「不幸にも適応力と殺傷力の強い敵」によっ
て、ユーフラテス川沿いで21人が殺された−−ペンタゴン勤務のハム海
兵隊准将が3日のブリーフィングで語った。
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☆★ゲリラは「これまでより強力な爆弾を使用」
Insurgents'usingmorepowerfulbombs'
2005年8月4日 (英字報道から要旨、訳)
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http://www.theaustralian.news.com.au/common/story_page/0,5744,16147914%255E1702,00.html
米統合参謀本部のハム准将は、4日、イラク西部で21人の米海兵隊
を殺した今週の攻撃などで、これまでよりも強力で、装甲貫通型の爆弾
を使用している、と語った。
だが、ハディッサの町で水陸両用装甲車の乗っていた海兵隊14人を
殺した爆発物がどのような種類の装置なのかは不明だ。このゲリラ戦術
の変化は米軍に対する挑戦をものがたっている、とハム准将は述べた。
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