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共産党の機関紙、しんぶん赤旗は8月4日付け紙面で「記者が探る戦争の真実」という記事を掲載した。
内容は「南京虐殺なかった」論の妄想を一刀両断するものとなっている。しかも記事は一面、三面のかなりのスペースをとり、掲載され、この問題への党のなみなみならぬ取り組みが感じられる。
今回はその中から特に重要と思われる部分を下記に箇条書きにしてまとめてみようと思う。尚、当然ながら下記は記事よりの一部引用に過ぎず、他にも重要箇所が多数ある。興味がある方はぜひ購読されたし。
1983年11月、旧陸軍将校の親睦団体である偕行社(かいこうしゃ)の機関紙「偕行」が大虐殺の虚像を反証するとの特集を組み、元将校に体験手記の投稿を呼びかけた。
しかし、編集部の意に反し、元将兵からは虐殺を告発する手記が多数よせられ、それらも掲載されることになった。
特集の最終回、編集部の加登川幸太郎氏はこう書いたという。
「三千人とは途方もなく大きな数である」
(三千人の数字は虐殺を否定しようとした偕行社がだした犠牲者数。しかも複数候補があった中でももっとも少ない数字を加登川氏は選んだ)
「旧日本軍の縁につながる者として、中国人民に深くわびるしかない。まことにすまぬ。むごいことであった」
A偕行社発行「南京戦史資料集」に掲載された日本軍関係者の証言
上海派遣軍佐々木到一少将私記
「捕虜続々投降し来り数千に達す・・・片はしより殺戮する。多数戦友の流血と十日間の辛惨を顧れば・・・『皆やってしまえ』と云い度くなる」
B南京市内在住外国人の証言。また当時の海外メディアの報道
ニューヨーク・タイムズ・1938.1.9
「日本軍の大量殺害。中国人死者、一般市民を含む3万2千人」
シカゴ・ディリ−・ニューズ1937.12.15
「地獄の四日間。何千人もの生命が犠牲になったが、多くは罪もない市民・・・」
C東京裁判でA級戦犯の無罪を主張したパール判事の南京虐殺への言及
「残虐行為は日本軍がその占領したある地域の一般民衆、はたまた、戦時捕虜に対し犯したものであるという証拠は、圧倒的である」(共同研究パル判事判決書)