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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050803STXKD039003082005.html
【ワシントン3日共同】米紙ワシントン・ポストは3日、米軍が2003年11月にシリア国境に近いイラク西部カイムの基地で、拘束したイラク人少将を寝袋に入れて殴るけるの暴行を加える拷問を行い殺害したとの調査報道記事を掲載した。同紙は、虐待が発覚した旧アブグレイブ刑務所のほかイラクでの幅広い拷問の1例が明るみに出ただけと伝えた。
この少将はアベド・ハミド・マウフシュ氏(56)。米軍に拘束されていた息子の釈放を掛け合いに基地を訪れたが、米軍は同氏をイラク精鋭部隊の共和国防衛隊の幹部と判断、拘束し尋問を開始した。しかし、少将は米軍が求めたフセイン政権残党の情報などを明らかにしなかった。
03年夏にはイラクで米軍への攻撃が激しさを増したことから、米軍は「手ぬるいやり方」から「懲らしめる」尋問手段を用いるよう在イラク部隊に命令。カイムの基地では隊員の発案を受け、イラク人を寝袋に頭から入れコードで巻いた上で殴るけるの暴行を加えるという「閉所の恐怖」を利用した手法を開始、数日間の拷問の末、11月26日に少将は死亡した。