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以下引用
▼より厳しさを増す、地下鉄という地獄(07/26)
ニューヨーク市の公共交通システムの乗客を「ランダムに捜索」するという、市警察の新方針に対して、違憲であるばかりでなく、移民や有色人種をターゲット化したものだという非難があがっている。この方針によれば、市の地下鉄・バス・フェリー・通勤電車などにおいて、あらゆるかばんや荷物を捜索することが可能となる。
この論争は、ロンドンにおいて、ロンドン警視庁が、先日起こった同時多発テロの容疑者としてブラジル人を誤射したという事件によってより大きな注目を集めることになった。活動家たちは、ニューヨークでも同様の事件が起こるのではないかと危惧している。「いまこそ撤兵を!同盟」のダスティン・ラングリーは、「これだけたくさん警官がいると、恐怖の雰囲気が生まれ、この種の事件が起こりやすくなってしまいます」という。
市警察当局と市長のマイケル・ブルームバーグは、とくに最近のロンドンでのテロを見るならば、新方針はセキュリティを高めるために必要なことだと主張する。また彼らは、捜索は完全にランダムに行なわれているとする。彼らによれば、捜索は、乗客5人ごと、あるいは12人にひとり行われるということである。しかし、活動家たちは、毎日450万人が利用するシステムで、そのような高い頻度で捜索することは無理であり、結局は人種差別的な偏見をベースにした捜索にしかならない、と批判する。
また、ニューヨーク自由人権協会(NYCLU)のように、「非合理な捜索および差押さえ」を禁じた合衆国憲法修正第4条にこの方針が反している、と批判するものもいる。NYCLUでは、ウェブサイトにフォームを設けて、権限濫用の事例を集める方針である。ニューヨーク警察の新しい反テロ対策について報告する。<原文へ>
引用ここまで URL http://www.janjan.jp/world/0508/0508010265/1.php