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レップブリカ紙記事 全文訳
http://www.repubblica.it/2005/g/sezioni/esteri/irannucle/irannucle/irannucle.html
外務省報道官”ブリュッセルが17時までに回答しなければ、
イスファハン施設を再開する”
イラン核開発再開を宣言、UEに最後通告
テヘラン発 -イランが核開発プログラム再開を宣言した。イスラム教国は既に
イスファハン施設でのウラン濃縮作業再開を宣言しており、”今日か明日中に”
国際原子力機関(IAEA)に公式通告書簡を送る予定。 テヘランのイラン外務省
広報官ハーミッド・レーザ・アセフィ(Hamid Reza Asefi)が本日発言した。
イラン政権は欧州連合に最後通告を発したことになる。係争中の核問題について
の欧州側の回答を本日午後まで待つ予定ではあるが、とにかく先に進む意向の
ようだ。通信社が引く欧州外交筋のコメントは悲観的で、”受け入れがたい
プレッシャー”、と非難。
仏・独・英は昨日、テヘランが核開発プログラムを軍事利用に発展させないことへの
”見返り”として、政治的・経済的・技術的助成金パケットを提示して、回答期限を
8月1日から7日へと延長を求めた。 提案には、燃料として使用する濃縮ウランの
提供も含まれている。しかし2派責任者との最終面談期日を本日とするイランの
宣言は、延期提案を否定するものだ。
”IAEAの視察官はすでにテヘラン入りしており、施設再開に立ち会うために
イスファハンに向かう予定だ”、今のところはウランを気化する
(uranium hexafluoride)超音速分離機を備えたナタンツ(Natanz)施設を含め
再開意図はない、とアセフィ広報官は繰り返した。
欧州との交渉中、イランは昨年秋からウラン濃縮還元を見合わせている。
もし活動が再開されれば、欧州は国連安保理への持ち込みを提唱する米国支持に
向かう可能性もあるが、テヘランがこれに反発することもありえる。
”しかしながら国連安保理への持ち込みも、世界の終わりというわけでもない
だろう”アセフィ広報官。(31 luglio 2005)