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□イラク・レジスタンスは今後10年の戦闘態勢 (前半) [イラク情勢ニュース]
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URUKNEWSイラク情勢ニュース (転送・紹介歓迎)
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2005/07/31(日)
[飛耳長目録 today'snewslist]
☆警察本部長解任=州政府の内部抗争、表面化
−−陸自安全確保に影響も ムサンナ州サマワ
☆サラハ・アル・モフタール:
イラク・レジスタンスは今後10年の戦闘態勢 (前半)
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☆★国内メディアの報道から
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●警察本部長解任=州政府の内部抗争、表面化
−陸自安全確保に影響も ムサンナ州サマワ
時事通信 7月30日 17:01 >Yahoo海外ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050730-00000070-jij-int
【サマワ30日時事】陸上自衛隊が駐留するイラク南部ムサンナ州サマワ
のハッサン知事が、陸自への攻撃や、デモ隊への発砲事件などを重視
し、カリム州警察本部長の解任を決めた。しかし、州評議会議長が29日、
「解任できる権限は内務省にしかない」と反発し、知事との対立構造が鮮
明化した。イスラム教シーア派の反米指導者サドル師派も不穏な動きを
見せ、市民の間では「権力抗争が治安悪化を招く」との声が出ている。
●7次隊がイラクに向け出発 九州初、第1陣の2百人
共同通信-7月30日20時48分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050730-00000168-kyodo-soci
陸上自衛隊第4師団(福岡県春日市)を主力とする第7次イラク復興支
援群(群長・岡崎勝司一佐)の第1陣約200人が30日夜、福岡空港から
民間のチャーター機で出発した。クウェート経由でイラク南部サマワに向
かう。九州からの派遣は初めて。 ・・・ この日は派遣に反対する市民
団体「平和・人権・環境福岡県フォーラム」など約20団体、約1500人
(主催者発表)が、春日市内で集会とデモ行進をして、「派兵中止と撤退」
を同師団に申し入れた。
●「重大な計算ミス」と批判 イラクで米元補佐官報告書
共同通信 7月28日 08:16 >Yahoo海外ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050728-00000035-kyodo-int
【ワシントン27日共同】米有力シンクタンク、外交問題評議会は27日、
ブッシュ政権がイラク戦争の計画段階で、イラクの復興・安定化に必要な
兵力の規模を過小評価する「重大な計算ミス」を犯していたことが、現在
のイラクの混乱を招いたと、政府を批判する報告書を発表した。 ・・・
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☆★サラハ・アル・モフタール:
イラク・レジスタンスは今後10年の戦闘態勢 (前半)
Salahal-Mukhtar:
TheIraqiResistanceisgearedtokeeponfightingforadecadetocome
アラブ・モニター 7月24日 http://www.arabmonitor.info/
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サヌア発: (サヌア=イエメンの首都)
バース党政権の時期、サラハ・アル・モフタールは何年ものあいだ、イラ
クの公的発言者のなかでは最も議論好きな1人であった。彼は国連への
イラク代表団として働き、その後、1990年から91年にはアラブ連盟で情
報担当の事務局長補佐をつとめた。1993年から1998年にかけては、
イラクの主要日刊紙『アル・グムフリヤ』の責任者となった。1999年から
は、駐インド大使、2003年には駐ベトナム大使であった。
サラハ・アルモフタール(61歳)は現在、イエメンに住んでいるが、いつ
の日か彼はイラクに戻り、イラクはふたたびバース党によって統治される
だろうと確信しているので、彼のイエメン滞在は「一時的」なものと強調す
る。アラブ・モニターはイラク人社会で一級の人物の1人モフタールとの完
全インタビューをおこなうことができた。
問 われわれが目にしているイラクのレジスタンスは、前政権によって
準備されたものなのか、それとも占領されたなかで成長したものなのか?
モフタール 正確に言うと、現在のイラクのレジスタンスはイラク政府に
よって作られたり準備されたものではないが、バース党の指導があった。
2002年の初め、バース党はいわゆるアル・クドス軍によって市街戦を戦
うために、約600万人のイラク人市民への訓練を完了した。占領軍と10
年間は戦えるように、大・中・小あわせて約5000万の銃と必要な弾薬を
含めて、サダム・フセイン大統領がすべての準備を管理した。サダム・フ
ェダイーンと呼ばれるバース党幹部とバース党戦士のイラク人武装組織
のほかに、ゲリラ戦に備えたグループもある。
私の証言から君たちは次の結論に達することができる。すなわち、レジ
スタンスは主としてイラクの政治指導部によって準備されたのだと。もちろ
ん、ゲリラ戦の準備を整えるために政府機構も使われた。
イラクが占領されたあとには、何千人もの人々が武装レジスタンスに合
流してきた。そのうちの一部はバース党組織に加わり、他の一部は彼ら
自身の組織を公言している。当分のあいだ、アメリカの植民地的な占領と
戦う多様なグループが多く存在し、これらの組織は進歩的な勢力、宗教
団体、ナショナリストなどを含めて、さまざまな性質のイデオロギーを持つ
ことになるが、主な組織はバース党員によるものである。こうした諸グル
ープのあいだの連携に関しては、強力な調整と協力があると指摘するこ
とができる。
問 もし準備されたものだとするなら、イスラムの宗教グループの増殖
をどのように説明するのか?
モフタール 解放戦争においては、占領に反対する戦いにあらゆる勢力
を動員することがひじょうに重要である。祖国を解放する過程にはあらゆ
るイデオロギーと性格の勢力が参加したことを、すべての歴史的経験が
証明している。例えば、ベトナムにおいては、アメリカの占領に反対して仏
教徒が積極的に活動した。
イラクでは、かつて人類史上に類のない危険な植民地主義と対峙(たい
じ)している。というのは、外からの支援はなく、イラクの解放を保障する
ためには、すべての勢力が互いに団結しなければならない環境に置かれ
ているからだ。イスラムの諸グループも進歩的な勢力や世俗的な勢力と
肩を並べて戦っており、そのことは帝国主義者の占領を一掃するために
ひじょうに重要かつ必要なことである。
ここで幾つかの誤解を正させてほしい。
殉教作戦(自爆攻撃)はイスラム勢力に限られたものではなく、バース
党指導下の組織も殉教作戦に参加している。この種の戦法はイラク・レジ
スタンスがとりうる最も効果的な武器である。それは実際に、この国を占
領するアメリカ軍をたじろがせ敗北させる力を持つイラクの大量破壊兵器
なのだ。相手側がジェット戦闘機や戦車、ミサイルなどの近代技術を駆使
した高性能兵器を持っているのに対して、イラク・レジスタンスが持ってい
るのは粗末な兵器である。したがって、そのような敵の優位さをそぐため
に、殉教作戦はレジスタンスが持つ唯一の効果的な武器となっている。こ
の種の作戦が、パレスチナ人組織によって、またベトナム人によっても、
タミールの虎(※)によっても使われたことを思い起こしてほしい。
※訳註: <タミールの虎>は1976年、スリランカで結成されたタミー
ルの虎解放戦線の略称。 http://en.wikipedia.org/wiki/Tamil_Tigers
問 どれだけのイラク人がレジスタンスで活動しているのか?
モフタール アメリカがイラクにでっちあげた政府の諜報機関情報によ
ると、イラク・レジスタンスの戦士の数は、中心勢力として約20万人、そ
の支持者が別に20万人とされるが、この数字は正しくない。なぜなら、い
わゆるゲリラ戦には約300万人のイラク人が参加していて、そのような大
海を魚たち(=レジスタンスのゲリラ戦士)は泳いでいる。
バース党の支持者の数は約600万人であり、その半数としても、少なく
とも300万人がレジスタンス戦士を支持していることを、皆さんは忘れな
いでほしい。戦士の数については、少なくとも40万人以上の人々が軍事
的にもイデオロギー的にも25年以上にわたって訓練されてきた。この数
字には、イラク軍の最良の将官、とくに共和国防衛隊が含まれている。
問 レジスタンスは新設のイラク治安部隊、新イラク軍、新政府にも浸
透しているように思われるが。
モフタール 最初にも話したように、水面下でのゲリラ戦準備は占領の
2年前に完了した。アメリカ占領軍の情報筋とレジスタンスの情報筋の双
方から発表された情報によると、イラク人の諜報活動(=レジスタンス側
よるスパイ活動)はあらゆるレベルに浸透しており、占領当局がデッチあ
げた新イラク政府だけでなく、アメリカ軍の最高司令部にも浸透すること
になった。なぜならば、アメリカ人にはアラビア語を話す翻訳者やガイド、
労働者、専門家がひじょうに乏しいので、そこからイラク人の諜報活動が
彼らの隊列に浸透した。新たに設立された治安部隊、それからいわゆる
国家警備隊も、アメリカ人およびアメリカ人と協力するイラク人に対するひ
じょうに信頼できる情報源をなっている。イラク人のスパイ活動はひじょう
に重要な作戦を完遂し、アメリカの植民地統治者だったポール・ブレマー
氏が指摘したように、イラク・レジスタンスが遂行したなかで(アメリカにと
って)最も痛手となった作戦は、軍事作戦ではなく諜報作戦であったこと
は間違いない。
レジスタンスの諜報活動はイラクにもともとあった諜報機関によるもので
あり、それはレジスタンスに参加するために、諜報機関のエリート将校か
ら選抜された。そのためにイラクの諜報活動は完全にアメリカ人を敵とし
て駆使されたわけで、レジスタンス指導部のもとにあるイラク人の諜報活
動はCIAを圧倒したとこは間違いない。
(つづく)
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