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ヤッパリ!3・11そっくり!証拠残しまくり!目撃されまくり!ドチョンボしまくり!
毎度おなじみ、ウルトラ・ノーテンキなテロリスト! これが大量の米軍と英軍(日本軍も隅っこでへばりついとるようだが)を送り込み、あらゆる最新兵器を使いに使いまくって、無実の人間を殺しまくって拷問しまくって、そのうえで退治しなければならないほどの怪物的な悪の権化、「民主世界の天敵」天下無敵の国際テロリスト組織アルカイダ様様なんだよね!
「アカ勝てシロ勝て」の「冷戦」の方がまだしも真迫感があってダマされやすかったけど、このいい加減馬鹿馬鹿しい「対テロ世界戦争」! 子供だましでコロリとちょろまかされるくらいに、この何十年かで人間の頭脳がすっかり退化して(させられて)しまったとみえる!
7月26日付のインディペンデント紙の記事で、「有効な手掛かりか? 失敗したロンドンの爆弾に使われたフード・ケースが襲撃に対する鍵になるかもしれない(The vital clue? Food container used for abortive London bombs may hold key to attacks)」という記事があります。
その中から重要な部分を抜き出してみます。
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http://news.independent.co.uk/uk/crime/article301666.ece
The vital clue? Food container used for abortive London bombs may hold key to attacks
By Jason Bennetto, Cahal Milmo and Kim Sengupta
Published: 26 July 2005
【前略】
Details of an unusual plastic container used to hold the home-made bombs in last Thursday's attacks on three Tube trains and a bus in London were released. Only 100 stores in Britain sell the Indian-made container, say police.
先週の木曜日にロンドンの三つの地下鉄と一つのバスの襲撃に使われた自家製の爆弾を入れていためずらしいプラスチック・ケースの詳細が発表された。警察が言うには、それは英国でわずか100の店でしか取り扱っていないインド製のケースである。
The hunt for the bombers became even more urgent with the disclosure that there is growing evidence of a fifth terrorist who dumped his bomb and fled.
爆弾を捨てて逃げた第5の爆弾犯がいる証拠が固められていることが公表され、爆弾犯の逮捕はますます差し迫ってきた。
【中略:ここで特定された「犯人」が27才のMuktar Said Ibrahimと24才のYasin Hassan Omarというソマリア出身者であることが書かれている。】
The disclosure of a link to east Africa could have a big impact on the investigation into the attacks because it is likely to widen the focus of inquiries beyond Asian communities.
東アフリカとのつながりが明らかになったことはこの襲撃に関する捜査に衝撃を与えている。アジア・コミュニティーを超えて視野を広げなければならないかもしれないからだ。
【中略:この間に警察は4名がすべて自殺攻撃の予定であったと発表したこと、しかし全部失敗したこと、爆弾の入れ物が6.25リットルのプラスチック製フード・ケースであったこと、ロンドン西部の藪の中に捨ててあった第5の爆弾を含めて、爆薬が7・7のものと同じであること、などが書かれている。】
Sam Jones, 33, a resident of the 12-storey housing block said she had seen Ibrahim carrying a large quantity of an unidentified chemical into the building with another man three or four weeks ago.
サム・ジョーンズ(女性)はその12階建ての集合住宅の住人だが、彼女は3、4週間前にイブラヒムがもう一人の男といっしょに大量の何かわからない化学物質を運び込んでいるのを見ていた。
Ms Jones, who lives on the third floor, said: "They were carrying a huge number of small cardboard boxes into the lift. You could see boxes inside. There were about 50 in all.
ジョーンズさんは3階に住んでいるのだが、次のように言った。「彼らは莫大な数の小さなダンボールの箱を運んでエレベーターに乗せていました。その箱は部屋の中にあるでしょう。全部で50個ほどでした。」
"I asked them what was inside and they said it was chemicals for stripping wallpaper."
「私が彼らに何が入っているのか尋ねると、彼らは、壁紙をはがすための薬品だ、といいました。」
【中略:この間に、隣人たちから見たイブラヒムの人となりや日常が書かれている。】
She added that she had last seen George on Friday but she not seen Ibrahim for about two weeks. Ms Jones said she had seen a third man of Somalian or Ethiopian appearance, who had been staying at the flat in recent weeks, clearing up a large amount of white powder that had been spilt in the hallway outside the flat.
彼女が最後にジョージ【イブラヒムの通称:訳注】を見たのが金曜日で、それ以来2週間彼の姿を見なかった。ジョーンズさんはソマリア人かエチオピア人のように見える第3の男を見たと言った。彼は、何週間か前からこのアパートに住んでいて、アパートの入り口のところにこぼされた大量の白い粉を掃除していたのである。
【後略】
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この「ジョーンズさん」の言う事が正しいと仮定したならば、なのですが、そしてもしも彼らが本当にテロリストであるとしたならば(仮定がやたらと多いのですが警察から「犯人である」という暗示を受けてしまうと、本来なら仮定の上で考えなければならないことを、多くの人間は反射的に自分勝手にある一つの結論を出してしまいます)、そしてそれらの「ダンボールの箱」の中身や白い粉が本物の「爆薬の原料だ」としたならば、アルカイダのテロリストとは、何とまあ、こんなに愉快で開放的でドジでノーテンキな人たちだったのか!ということですね。おまけに『英国でわずか100の店でしか取り扱っていないインド製のケース』を使ったらしく、ここまできたらもうなんにも言うこと無し。
ここでその爆薬について書かれた7月23日付のガーディアンの記事をご紹介しましょう。これも一部です。全文は各自でお確かめください。
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http://www.guardian.co.uk/attackonlondon/story/0,16132,1534754,00.html
Security services link explosives with bombs that killed 52 a fortnight ago
治安係員は爆薬を2週間前に52名を殺した爆弾と関連付ける
【前略】
The material used in the July 7 attacks was at first rumoured to be military or commercial explosives. But the discoveries in a car abandoned by the bombers in Luton and in a flat connected with the bombers in Leeds shifted the emphasis to home-made explosives.
7月7日に使用された物質は、最初は軍用のあるいは産業用の爆発物であると噂された【「噂」を大々的に採用したのが当のガーディアンだが:訳注】。しかしルートンで爆弾犯人に置き去りにされた車の中とリーズで爆弾犯人に関連するアパートで発見されたものによって、自家製の爆薬に重点が移された。
It was then suggested that the substance could be acetone peroxide, possibly TATP, nicknamed Mother of Satan because of its extreme volatility. However, police sources say the substance still has not been positively identified.
それ以来、その物質は過酸化アセトン、おそらくその爆発しやすさから「悪魔の母」と呼ばれるTATPではないかと言われるようになった。しかしながら、警察の情報源は未だにこの物質の正体が突き止められたわけではないと言う。
Professor Hans Michels, a bomb expert from Imperial College, London, said there were thousands of different variations of home-made explosives.
爆弾に関する専門家、ロンドン・インペリアル・カレッジのハンス・ミッシェルズ教授は、自家製の爆弾には何千種類もある、と言った。
He said that over-the-counter acetone products could contain impurities that could set off unpredictable chemical reactions, rendering the explosives very unstable and making it harder to ascertain the exact ingredients.
一般に売られているアセトン製品は、予想不可能な化学反応を引き起こすかもしれない不純物を含んでいるかも知れず、これが爆発物を非常に不安定なものにし、そして正確な成分を決めることをより難しくしてしまう、と彼は言った。
He said the material in the bath in Leeds would have to be kept at minus 10C and removed with extreme care, because it could still be highly volatile, with the capacity to cause a major explosion.
かれは、リーズの風呂場にあった物質はマイナス10度Cに保って、そして極度の注意をもって運ばなければならなかったのではないか、と言った。なぜならそれは極めて爆発しやすく大爆発を起こしかねない状態であったはずだからだ。
But home made explosives such as TATP degrade over time, which could explain why Thursday's bombs malfunctioned.
しかし自家製のTATPのような爆薬は時間がたつと質が落ちてしまう。これがこの木曜日の爆弾が爆発しなかった理由を説明するのかもしれない。
【後略】
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何? マイナス10度Cに保って、そして極度の注意をもって運ばなければならないような爆発物を、車で運んで、リュックサックにしょって電車に乗ってバスに乗って運んだって??? (これがTATPだとしたら、ですが。)
まあ、ありえないでしょう。そしてガーディアンは苦し紛れに『自家製のTATPのような爆薬は時間がたつと質が落ちてしまう。これがこの木曜日の爆弾が爆発しなかった理由を説明するのかもしれない』などと言っているのですが、実は爆発物の専門家たちはみんな「どうして爆弾が4つとも失敗したのか」という難問に頭を抱えているようです。そりゃそうだろう! まあどんな屁理屈が登場するのか、じっくり見物してやろう。どうせまた9・11のビル崩壊を説明する程度の子供だましの嘘をつくことしか出来ないだろうが。
(参照:これは見出しだけをお見せしますので、内容は各自でご覧ください。)
http://www.guardian.co.uk/attackonlondon/story/0,16132,1533911,00.html
Experts puzzled by bomb 'failure'
専門家たちは爆弾の「失敗」に首をひねる
ま、藪(ブッシュ!)の中に投げ捨ててあった爆弾とか、車の中にほったらかしの爆弾とか、アパートの風呂場に置きっぱなしにした爆薬とか、これ見よがしに監視カメラに写りまくった露出狂のテロリストとか、爆弾の原料を人に見られまくりながら運んだり床にぶちまけたりする暴露趣味のテロリストとか、私が予言したとおり、3・11そっくりの展開になってきたわい。
そのうちきっと、捜査が行き詰ったときに、突如として「新しい証拠」が実に都合よく発見されることでしょう。これも予言しておきます。ひょっとしたら「鍵を握る人物」がどこかで自爆して「死人に口無し」状態になるかもしれない。3・11でそうだったように。そして100%間違いなく、右も左も一致協力して「反テロ、反テロ」の大合唱が始まるでしょう(ただしお互いに「お前が悪いからテロが起こる!」とにらみ合いながらですが)。いやこれはもう始まっているか。3・11でそうだったように。
こんなので、ブッシュとかブレアとか、ラムズフェルドとかライスとかストロウとかの商売が成り立ってるんだから、まあなんとも気楽なものだ!