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(回答先: Re: エジプトでの攻撃。エジプト政府への報復でしょうか? 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 7 月 23 日 20:24:11)
東京新聞の朝刊の記事によると、エジプトの事件の一つではスーツケースを三人組の男達の一人が置いた後に爆発が起きたとのことですが、同行の二人は護衛だったのではないでしょうか。
にも拘らず他の事件が「自爆テロ」とは、前もって用意されていた言い訳でしょうね。
弱体ムバラクの前のサダト大統領がイスラム過激派に暗殺された事件以来、エジプトはイスラエル・米国にとって組し易い国になってしまっているのです。
彼の暗殺があった時には、エジプト政府の承認のもとでモサドが入り込んでいて警備を行なっていたのです。
にも拘らず、サダトは暗殺されました。イスラム過激派からすれば、サダトはイスラエル・米国の協力者になったとの動機であったのでしょうが、彼らはうまく使われて、サダトを消し去る為に、イスラエルと米国が工作したのであろうと、私はその当時に考えたものです。
エジプトは破壊行為の「舞台」として都合のよい場所にされてしまっているようですね。
昨日の東京地震は、テロでなくて地震でよかったところですね。尤も地震兵器を疑う人も居るでしょうけれど。
日本でも、「対テロ訓練」を盛んにやり始めていますから、訓練中に「本物のテロ」も在り得るかもしれませんね。彼らは図上の計画は持っているでしょう。
しかし、東京新聞の朝刊に「日本国民の52%、米政府不信」の記事が載っていましたから、国民は感覚としては健全なのですね。しかし、政治の表出方法を知らないから、有能な人物は政治の舞台に出ようとはしないので、ロクデナシが政治に出て彼らは出鱈目をやってしまうのです。日本国民が幼稚園児以前の知能であるとは少し言いすぎでした。
明治維新がクーデター政権によるものであった事が不幸の始まりであったと考えています。国民の多くは日本の政治権力の弱点の由来を知らないのですね。
ちなみに、少し憎まれ口を書いておくと、
西南戦争を経て、西郷隆盛と大久保利通が共に倒れたのは、恐らく孝明天皇暗殺から王政復古の絶対政権を根回し、実行した事に由来する天罰であろうと考えています。
板垣退助が野に下り、暴漢に襲われたことは山内公の意向を裏切り、竜馬暗殺から土佐藩の倒幕派参加に至る行いが因をなしているのあろうと考えています。
大村益次郎の暗殺も同様でしょう。彼の功績を讃える人は多いのですが、大義に背く戦いを推進すると天罰を受けるものと考えています。
西郷、大久保、板垣、大村の信奉者の方々には申し訳ない。彼らの人柄を非難するものではない事をご理解いただきたい。
ちなみに、天皇は、たとえ傀儡として利用される為にたてられても、天皇の地位につけば全く周りから犯されない心を持たれる事になるので、傀儡としては利用できなくなるのです。昭和天皇が張作霖爆殺を非難されて田中内閣崩壊に追い込み、2・26事件の下克上を非難されたのはそのためです。終戦も陛下のご決断によったのですが、東條氏は陛下の御意志により戦争を始めたわけではなく、自分達が陛下の地位にご迷惑をかけてしまったことを知ったので東京裁判で自分が責任を被ろうと決意したわけです。
この様なわけで、天皇を傀儡にする事は不可能であり、平成天皇の「日の丸・君が代の強制への批判発言」はこの事を示しているのです。これに対し、天皇の御発言が都合が悪いと強く考える人達が出ると、彼らは北条政権や足利尊氏のようにまたまた天皇を追い込もうとするでしょうね。無駄な事なのですが。
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