★阿修羅♪ > 戦争72 > 481.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
ワールド・フォーラムのホームページのサイトで面白い講演会を発見した。
戦国時代にも、イエズス会・南蛮勢力という日本を侵略/支配/植民地化しようとしていた当時のグローバルスタンダード、バテレンに主導されていた隠れユダヤの世界征服計画が存在していて、織田信長はそのエージェントだった訳だ。明智光秀が倒した暗殺事件の「本能寺の変」の前にも、都の京都におけるキリスト教の布教許可を巡って、2人のバテレン・キリスト教の擁護者が暗殺されていた。将軍 足利義輝と京都奉行 和田惟政の2人であった。織田信長の暗殺の「本能寺の変」も全く同じケースだったのだ。
戦国時代にもあった日本の侵略/征服の為に、「隠れユダヤ」バテレンの「イエズス会」が仕掛けた「日本の全国国家統一の「天下布武」の「鉄砲」と「宗教戦争」の「十字架」。戦国時代のグローバリゼーション(=大航海時代の植民地化政策)に、当時の日本国家指導者達の信長・光秀・秀吉・家康はどう対応したのか? そこに隠されていた、「本能寺の変」の真相。それから440年後の今、再度襲いかかってきた現代の植民地化(=グローバリゼーション)の波に、日本人はいかに立ち向かうべきなのか?古くて新しい問題に光をあてて、先人の優れた知恵に学ぼう!!
ワールド・フォーラム8月例会のご案内
テーマ : イエズス会・南欧勢力と織田信長−本能寺の変の主謀者は誰か?−
講師 : 戦国史研究家・立花 京子 氏
日時 : 2005年9月2日(金) 18:30 - 21:30
場所 : 北とぴあ 9階 901会議室 北区王子1-11-1 TEL. (090)7234−9792
交通 : 営団地下鉄南北線 王子駅 下車 1分 ・ JR京浜東北線 王子駅 下車 2分
地図 : 北とぴあへの地図
参加費 : 3,000円(会員) / 4,000円(オブザ−バ−)
参加申込先: E-mail/sasokunio@hotmail.com
ワールド・フォーラム8月例会では、戦国史研究家 立花 京子 氏 をお招きして、中世から近世への転換期に起こった謎の大事件、「本能寺の変」について、その背景となった、西洋の南蛮勢力が事件に果した役割についてお話いただきます。
昨年「信長と十字架」(集英社新書)という注目すべき近著を出版され、信長が掲げた武力による天下統一・支配の大義であった「天下布武」について研究 をされた戦国史に詳しい 立花氏 から、信長とイエズス会・南欧勢力との関係について「 イエズス会・南欧勢力 と 織田信長 ー 本能寺の変の主謀者は誰か? 一 」 というテーマでお話戴きます。日本歴史を貫く最大の問題とは、西洋の進出・植民地支配の試みに如何に対応するかであり、中世・近世日本はいかに対抗しようとし、信長は如何なる役割を果たしたのかという視点で「本能寺の変」を再検討・再評価してみる必要があり、その観点からお話戴きます。
信長の全国制覇は、南蛮と呼ばれていた、「イエズス会」を中心としイベリア両国王とポルトガル商人からなる南欧勢力と密接に結び付いていたもので、当時のイベリア両国による世界的なグローバリゼーションの一端を担うものであったとの仮説を、立花氏は立てました。これに基づき織田信長の武力による全国制覇を裏付ける研究が、戦国史研究家 立花京子氏の 信長の「天下布武の研究 」であります。グローバリゼーションという名の西洋の対日支配戦略は、「 鉄砲と十字架と貿易 」により担われて、「鉄砲」による「武力制覇」と「十字架」による「宗教・文化政策」及び貿易による「経済政策」で支配を実現しようというものでありました。日本の「植民地化」も想定され、それが実行されたなら、同時代に同時進行していったアメリカ大陸での中南米原住民インディオの文明の征服、すなわちアステカ帝国やインカ帝国の征服と原住民皆殺しと金銀財宝の略奪の運命は、東洋の東端日本でも起こり得たかも知れません。「南蛮勢力」の植民地化政策とはいかなるものであったのか?これに対して為政者達は、如何に対応しようとしたのか?キリスト教布教に来日したバテレン達は、どのような取り扱いを受け、何故植民地化の試み自体は断念したのか?そうした南蛮勢力と織田信長との密接な繋がりと、「天下布武」とはどのように関係したのか?信長の「バテレンのキリスト教布教容認策」は国内にどのような波紋を投げ掛け、「本能寺の変」といかなる関係を持ったのか?「本能寺の変」をめぐる新しい視座での歴史の謎に迫っていただきます。皆様方におかれましては、大変お忙しいとは存じますが、お誘い合せの上お越し下さいますようお願い申し上げます。
(プロフィール) 立花 京子 氏
1932年東京生まれ。東京教育大学理学修士(数学)。朝日カルチャーセンターの古文書講座(林英夫講師)を9年間受講。その前後、一橋大学の池享教授、神奈川大学の三鬼清一郎教授のゼミに参加しながら、戦国史を研究。1991年「信長への三職推任について」(「信長権力と朝廷」所収)で、信長研究のパラダイムを一変させる。2002年お茶の水女子大学、人文科学で博士号を取得。著書には、「信長権力と朝廷」(岩田書院)「信長と十字架」(集英社新書)等。