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□イラク・レジスタンス・レポート 2005/07/19
・今日の主な記事の見出し
アンバル州
ラーワ
ラーワ南西部から市内に侵入しようとしたアメリカ軍のコンボイ(装甲車7両とハンビー4台)を
レジスタンスが待ち伏せ攻撃 二重攻撃を仕掛ける
最初にレジスタンスの殉教自動車爆弾がコンボイを攻撃
装甲車1両が破壊され,アメリカ兵5名が戦死,または負傷する
次に,停止したコンボイに向けて8発の82ミリ迫撃砲を発射していく
多数の軍用車両が破損または,炎上する
さらに軽中火器で武装したレジスタンスが迫撃砲攻撃の後,コンボイに対して
攻撃を加えていく
破損した軍用車両,死傷した兵士たちとともにアメリカ軍に撤退を強いている
アメリカ軍のヘリコプターが戦闘中に4発のロケット弾を住宅街に発射
複数の家屋が破壊され,幼い少女を含む住民4名が死亡,3名の女性と子供を含む7名の
住民が負傷している
*
アメリカ軍と傀儡軍緊急展開部隊によるラーワでの作戦が3日目に入る
アメリカ軍は水道施設を爆破,市内への給水を停止させる
また,ラーワに通じる全ての道路を封鎖され,市内では傀儡軍による50軒以上の住居への
襲撃が行なわれていき,25名を超える若者が逮捕されている
レジスタンスはこの数日の間,アメリカ軍のコンボイに対して4個の爆弾攻撃を仕掛けていく
市役所近くでの爆弾攻撃では,ハンビー1台が破壊,装甲車1両が使用不能に アメリカ兵6名が
戦死,または負傷している
市内大通りに設置された検問所に対する爆弾攻撃によって,検問所が完全に破壊されている
ラーワからアナに多くの住民が避難を開始する
***
ラマディ
レジスタンスの路上爆弾がアメリカ軍のコンボイ(装甲車8両とハンビー2台で編成)を攻撃
装甲車1両が使用不能に アメリカ兵1名が戦死,4名が負傷する
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ファルージャ
レジスタンスの爆弾がアメリカ軍と傀儡軍の共同パトロール隊を攻撃
ハンビー1台が損傷,アメリカ兵1名が戦死,傀儡軍兵士2名が戦死,1名が負傷する
*
レジスタンスがファルージャの北西入口にあるアメリカ軍のキャンプを10発の迫撃砲を使って砲撃
キャンプの大部分が破壊されるが,ファルージャには夜間外出禁止令が出ているため損害の詳細は不明
***
ヒート
レジスタンスの大型地雷がアメリカ軍のパトロール隊(ハンビー6台で編成)を攻撃
ハンビー1台が破壊され,もう1台が大破 アメリカ兵4名が戦死,3名が重傷を負っている
バグダッド
サドル師の事務所がイラク人の子供32名が死亡した爆弾事件などを非難する声明文を発表
声明文では,事件の背景にイラクのインフラ破壊と治安の不安定化による駐留延期を策略する
アメリカ軍とその手先の関与があると断言している
また,イスラム法学者協会も同様の非難声明を出している
*
レジスタンスの殉教自動車爆弾がアメリカ軍に協力する『憲法起草委員会』のメンバー25名を殺害
この攻撃に関して,レジスタンス組織[2つの川の地における聖戦]がコミュニケを出している
*
憲法起草委員会のメンバー2名が軽火器で武装したレジスタンスに殺害される
殺害されたのは,Damin al-'Ubaydi博士と Mujbil ash-Shaykh ‘Isa,博士
*
アメリカで休暇中の19歳の海兵隊員モイゼス・フェルナンデスがイラクに戻ることを拒み,自分の脚を銃で
撃ち怪我を偽装する
実際に銃を撃ったのはモイゼスに頼まれた彼の従兄弟
モイゼスはギャング同士の抗争に巻き込まれ流れ弾に当たったと言い訳をしていくが,辻褄の合わないところが
出てきて嘘が発覚してしまう
父親の話によると,モイゼスは帰国後情緒不安定な素振りを見せていたという
このようなケースは今回だけではなく,12月中旬にもフィラデルフィアで23歳の兵士Marquise Robertsが
同様に自分の脚を銃で撃ち,怪我を偽装している
*
停電続きのため冷房がなく,自宅の庭で夜寝ていた19歳の若者Yasin Khalaf as-Samarra’iが周辺地域の襲撃を
行なっていたアメリカ軍の戦車に頭部を潰されて死亡する
7月13日,14日のバグダッド西部は摂氏50度以上の日が続いていた
*
1973年以来,初めて世界銀行からイラク政府に5億ドルの融資が行なわれる
記事では,世界銀行のことを『グローバリストの帝国主義団体』と説明している
バビル州
ヒッラ
レジスタンスがバドル旅団のコンボイを襲撃
バドル旅団の司令官と民兵46名が死亡している
この攻撃の15分後,襲撃現場に到着した傀儡軍がレジスタンスが残していった
自動車爆弾の攻撃を受けていき,7名が死亡,5名が負傷している
イラク傀儡内務省は傀儡軍への攻撃があったことは認めたが,バドル旅団への
レジスタンスの攻撃に関しては何ら発表を行なっていない
この攻撃に関して,レジスタンス組織[2つの川の地にあける聖戦]がコミュニケを出している
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Al-Mashru‘.
レジスタンスの爆弾がポーランド軍のコンボイ(兵員輸送車3台と装甲車5両で編成)を攻撃
兵員輸送車1台が破壊 ポーランド兵5名が戦死,または負傷する
ディヤラ州
バクバ
レジスタンスがアメリカ軍基地で働く労働者を乗せたマイクロバスを襲撃
10名が死亡,他に負傷者が多数出ている
サラハッディン州
サマラ
約15名のレジスタンスがアメリカ軍と傀儡軍の共同パトロール隊を待ち伏せ攻撃,10分間に
渡る銃撃戦が発生する
ハンビー2台が炎上 アメリカ兵4名が戦死,6名が負傷 傀儡軍兵士4名(そのうち1名が中尉)が戦死している
ニネベ州
タル・アファル
レジスタンスがアメリカ軍のコンボイに対して連続攻撃を仕掛ける
最初にレジスタンスの路上爆弾がアメリカ軍のコンボイを攻撃
ハンビー1台が破壊される
次に停止したコンボイに向けて6発の迫撃砲を発射していく
装甲車1両が使用不能に ハンビー1台が炎上 アメリカ兵12名が戦死,または負傷する
アメリカ軍の周囲への無差別発砲で住民7名が死傷している
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モスル
地雷探知車でも発見できないレジスタンスの爆弾がアメリカ軍のコンボイ(装甲車4両とハンビー2台と
地雷探知車1台で編成)を攻撃
装甲車1両が炎上 アメリカ兵5名が戦死,または負傷する
タミン州
キルクーク
レジスタンスの爆弾が傀儡警察のパトロール隊を攻撃
クルド愛国同盟の党員である傀儡警察官と活動家が死亡,他に4名が負傷する
傀儡警察の情報によると,この爆弾事件が起きた現場の近くにクルド愛国同盟の事務所が
あるという
ムサンナ州
サマワ
サマワの地元部族の部族長が自衛隊の撤退を要求する
数百人のサマワの住民たちがデモを起こし,5つの約束を実行しなかったとして
自衛隊の『嘘』を告発していく
5つの約束とは,サマワの再建,水道水の提供,電力の回復,仕事の斡旋,病気の一掃
イスラム・メモは3日間に渡ってサマワの住民132名を対象にアンケートを行ない,
その結果,76%が自衛隊は良かれ悪しかれ何の役にも立っていないので撤退してほしいと回答している
残りの24%はたかが550名の軍隊がイラクに居ても何の影響力もないので,駐留し続けても構わないと回答している
http://www.iraq-war.ru/article/57365