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「イスラム過激派がロンドンで残虐で非道の爆破テロ」という“事実”が(近代)世界の住民のあいだにはびこれば任務達成と考えているようだ。
ロンドンで地下鉄を中心とした公共交通機関で爆破テロ発生→ブレア首相をはじめとした英国政府機関が「イスラムのテロ」と指摘→(映像はほとんど見せていないが)一般市民が何十人も死んだと発表→狂信性や異常性(通常の対処法では抑えられない)を刷り込む「自爆テロ」説流布
このような情報(お話)を世界中に向けて発信し、それが主要国の大手メディアで大きく増幅して発信されるだけで、今回の「爆破テロ」はその役割をみごと果たしたということなんでしょう。
刷り込みが終わったあとなら、持続的に考える人たちや一部の“好事家”が発表情報のおかしさや陰謀を指摘しても、「イスラム過激派がロンドンで残虐で非道の爆破テロ」という刷り込みは消えることもないと踏んでいるようだ。
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英テロ関与容疑、逮捕のエジプト人学者は無関係
【カイロ=岡本道郎】エジプト政府は19日、ロンドン同時爆破テロ関与の疑いで15日にカイロで逮捕されたエジプト人生化学研究者マグディ・ナシャール容疑者について、国際テロ組織アル・カーイダとも同事件とも一切の関係はないとの内閣声明を発表した。ロイター通信が伝えた。
また、19日付エジプト紙アル・アハラムは、エジプト治安当局高官の発言として、英当局も同容疑者が事件とは無関係であるとの見方を固め、英国人捜査官のカイロ派遣はしない方針だと報じた。
(2005年7月20日0時33分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050719i111.htm
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英テロで被爆の地下鉄車両ようやく現場から撤去 [ANNニュース]
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ロンドンの同時多発テロで、爆破された列車の車両が現場から撤去されました。
エッジウェアロード駅の事件では、駅を出たばかりの列車が爆破され、実行犯とされる容疑者を含め、7人が死亡しています。警察は車両を詳しく調べるため、19日、この車両を引き揚げました。また、テロの首謀者とされ、事件の直前にイギリスを出国したパキスタン系の男について、イギリスの情報機関は「アルカイダの幹部と似た名前の旅行者だった」と結論を出し、捜査は一転、難航しています。
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/inte_news2.html?now=20050720124132
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※ たいしたことではないが、
「実行犯は犯行当日、郊外の駅からロンドン中心部まで電車で行く際、往復切符を買っていたことが分かった。彼らは、リーズの自宅から、ロンドン郊外のルトンという駅の前までレンタカーで行き、ルトンからロンドン中心部のキングス・クロスまで電車に乗ったが、ルトン駅で往復切符と8時間分の駐車料金をセットにした「パーク&ライド」の切符を買っていた。
これから自爆して死のうという人間が、片道ではなく往復の切符を買ったのは、理解しがたい。この日の自分たちの行動が当局側にばれやすいセットの切符を買ったことも、テロ実行者の行動としては、あまりに稚拙である。」(怪しさが増すロンドンテロ事件 『田中宇』http://www.asyura2.com/0505/war72/msg/375.htmlより)
往復切符の購入は自爆テロを否定する傍証と言われているが、それ以上に、地下鉄で爆破攻撃を行うつもりがなかった傍証と言えるだろう。
地下鉄内で爆破攻撃を仕掛ける意志を持った人が爆破後も地下鉄が運行され続けそれに乗って戻れると思うかい????