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米軍実弾射撃訓練に反対、1万人抗議集会 沖縄・金武町
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0719/SEB200507190034.html
2005年07月19日21時20分
(写真)「県民集会」には、家族連れら大勢の人が参加した=19日午後6時30分、沖縄県金武町で
沖縄県金武(きん)町の米海兵隊キャンプ・ハンセンに新たに建設された都市型訓練施設(陸軍複合射撃訓練場)で、米軍が強行した実弾射撃訓練に抗議する超党派の「緊急抗議県民集会」が19日、同町の金武地区公園で開かれた。稲嶺恵一知事のほか、地元住民ら約9500人(主催者発表)が参加。日米両政府に対し、訓練の即時中止を求めて怒りの声を上げた。
県議会と町、町議会、施設に隣接する町伊芸(い・げい)区が主催した。基地問題をめぐって保革の枠を超え、県民ぐるみの抗議集会が開かれるのは、米兵による少女暴行事件に抗議した95年10月の「県民総決起大会」以来だ。この時は約8万5000人が集まった。
集会は午後6時半、キャンプ・ハンセンとフェンスを挟んで隣接する同公園で始まった。
稲嶺恵一知事は「今日訓練場を見て、改めて危険性を認識した。訓練場の使用を中止させ、伊芸区に静かな生活環境を取り戻すために全力を尽くす」と決意を表明した。
儀武剛(ぎぶ・つよし)町長は「訓練強行を断じて許すことはできない。我々の生命、財産を守るべき日本政府はどこを向いているのか」と厳しく批判した。
学生代表らが決意表明をした後、(1)訓練施設の即時閉鎖・撤去(2)伊芸地域の基地を全面撤去、の2点を要求する集会決議を採択した。参加者は集会後、稲嶺知事らを先頭にキャンプ・ハンセンのゲート前まで約300メートルを行進した。
施設から住宅地までの距離は約300メートル、高速道までは約200メートルと近く、伊芸区の住民らは危険性を訴えて反対運動を続けてきた。県議会は8日に抗議決議を可決したが、米軍は12日に初の射撃訓練を強行した。
県議会は20、21の両日、政府などに訓練の中止などを要請する。
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