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(回答先: 怪しさが増すロンドンテロ事件 『田中宇』 投稿者 World Watcher 日時 2005 年 7 月 19 日 21:58:58)
7月7日以来、シティに勤めるイタリア人女性が行方不明になっていた。
事件に巻き込まれた可能性があるとみた勤務先と9月に結婚する予定の
婚約者が、現場や病院、警察に情報収集に駆け回る。 事件3日後に
ローマからロンドンに飛んだ父親がこれに合流し、在ロンドンの友人らが、
写真入りのビラを配って情報提供を求めた。
報道は、アルドゲート駅で見つかった遺体が彼女のものと公式に確認された
17日まで、「Italiana Dispersa(行方不明のイタリア女性)」だった。
もし何らかのエヴィデンス、例えば現場から身元が判明する物が回収されて
いたなら、若しくは彼らがその報告を受けていたなら、彼らの行動は違った
ものになっていたと思われる。 手掛かりの得られないまま一旦帰国した父親も、
確認待ちを残すだけならもう少し現地に残っていたかもしれないし、飛行機で
1時間半の距離である、代わりの家族がロンドンに飛ぶことも可能だ。
通勤時に複数持っていたであろう身分証明書、携帯電話、書類、パソコン、
名入りの婚約指輪・・・国中が固唾をのんで見守っていた10日の間に、
これらが発見されたという報道はなかったように思う。
”全力を尽くしている”とコメントを出した内務省と在英イタリア大使も、
遺留品の可能性に触れていない。
他の犠牲者の’証拠’に関する英国での報道は、どうなのでしょうか?