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Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050717-00000113-yom-intより引用
イラク特別法廷、フセイン起訴…シーア派住民殺害事件
【カイロ=岡本道郎】イラクからの報道によると、元大統領サダム・フセインら旧政権要人の戦争犯罪を裁く同国特別法廷のライド・ジュヒ首席予審判事は17日、訴追予定の元大統領の罪状のうち、1982年にバグダッド北方にある村ドゥジャイルでイスラム教シーア派住民約150人が治安部隊に虐殺された事件に関する捜査が終了、元大統領と要人3人の書類を同法廷に送付したと発表した。
事実上の起訴に相当し、元大統領の初の罪状が確定、「恐怖の共和国」の異名を取った旧フセイン政権の下で行われた残虐行為が法の裁きを受けることになった。
同判事は初公判の日程が「数日以内に発表される」と述べたが、イラク国内法では罪状送付から公判開始まで少なくとも45日間を置くことになっており、初公判は早くても9月以降になりそう。
2003年12月に捕まったフセインの裁判は2004年7月に訴追手続きが開始されたが、特別法廷の体制不備などで遅延。
移行政府としては、武装勢力による自爆テロ攻勢が強まる中、治安対策上も裁判の早期開始が肝要と判断、これを受け、判事団も、証拠が明白で立件しやすいドゥジャイル事件から着手することにしたものとみられる。
(読売新聞) - 7月18日1時38分更新