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今朝放送のテレビ朝日「モーニング」は普段のあの北朝鮮問題を延々と放送する中身のない内容とは百八十度違う硬派なレポで締めくくられた。
その内容は沖縄返還の際の基地撤去費用負担に関する日米密約を暴露した毎日新聞記者が国家公務員法の守秘義務違反で逮捕された「外務省秘密伝聞漏洩事件」の再検討であった。
2000年と2002年に米国の情報公開によって、あらためて密約の存在が確かめられた事、さらには米国の情報公開にも関わらず未だに日本政府がその存在さえも否定している事、また当時外務省の幹部らが「外務省秘密伝聞漏洩事件」の法廷で偽証を行っていたということにも触れる魂のこもったレポである。
しかしながら私が一番驚愕したのは、何と「外務省秘密伝聞漏洩事件」で政府側に秘密伝聞漏洩事件の内部告発者が誰であるか情報を伝えていたのが現・民主党そして当時は社会党衆議員である横路孝弘サイドであったこと、さらには「外務省秘密伝聞漏洩事件」の担当検事でこの問題を国家による国民への虚偽説明から毎日新聞記者の女性スキャンダルへとすりかえた張本人が何と現職の民主党国会議員になっていたこと、そして彼自身何ら過去の自らの行為を反省すらしていないということであった。
内部告発者を政府側に漏らした重大な責任がある横路孝弘氏(たれこんだのは本人自身かは不明だが)と、まさに国家権力の中枢で反動の手先として働いていた者、そういう人物らを抱え込んだこの民主党という党がはたして政治を国民の側に取り戻してくれる存在であろうか。
まやかしの野党という言葉が民主党には相応しいのではないか。