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(回答先: 実行犯4人逃げるつもり?ロンドン近郊から往復切符 自爆テロならば犯行声明を録画したビデオがあるはずだ 投稿者 TORA 日時 2005 年 7 月 17 日 16:03:05)
痛切に感じる地道な翻訳作業の必要性
TORAさんは以前にご自身がおっしゃっていたように英語での原文に接することがおできにならない。これがやはり大きな壁を作ってしまっているように思えます。どうしても日本の新聞による報道に頼らざるをえなくなってしまうでしょう。
そしてこのことはTORAさんだけでなく、圧倒的多数の日本人の立場でしょう。先日来少々嫌味なことも申していますが、しかしTORAさんがせっかく精力的な活動をおこなっても、それがやはり限定された情報源に制約されたものでしかないことがわかるため、半分「仕方が無いのかなあ」と気持ちで見ています。日本語の限られたしかも非常にバイアスのついた情報からでは、「書かれていないことの筋道」を読み取るのは、大多数の日本人にとっては、やはり極めて困難だと思います。
そのうえで多くの日本人を「マスコミに振り回されるだけだ」と非難することは、むしろ不当なことでしょう。外国語がわからない立場の人間を、少しでもわかる立場の人間が援助して、その後にこそ批判なり対決なりをするべきであって、それが無い限り逆にマス(粗大)ゴミの良い様に世の中が動かされるだけでしょう。
翻訳ソフトの日本語訳には限界があり、逆にものすごくわかりにくい日本語になるため、やはり英語、フランス語、スペイン語、イタリア語などの多くの情報の中から優れたものをより出して日本語に翻訳する、という地道な作業を行う大勢の人々の存在が、本当に必要だと考えます。
翻訳作業は、プロによる厳密な訳でなくてよいのなら、本来なら高校卒業程度の英語能力があれば、むしろあとは日本語能力が必要なのですが、わからない単語は辞書を引けばよいわけです。そして公表して大勢の人の目に曝し、まし誤訳や不十分な訳があれば気付いた人に指摘してもらえば良いわけです。私にしても特別に優れた英語やスペイン語の力があるわけではありません。うまい、へたは別にしても、本当なら高校を卒業した5分の1くらいの人には可能なはずです。
齊藤力二朗さんの「アラブの声ML」などが懸命にこの活動を行っているのですが、もっともっと幅広い団体や個人の努力が必要ではないでしょうか。私も私個人の時間が許す限り訳文を添えるようにしていますが、どうしても時間が無い、あるいは非常に疲れている場合には、やむをえず簡単な内容を添えるだけで、ほとんど英文(あるいはスペイン語からの機械英訳文)マル投げになってしまうときもあります。個人の努力だけでは限界があります。
普段投稿なさらない阿修羅の読者の方々にも、英語(あるいは他の外国語)にある程度以上通じておられる方が多数いらっしゃるのではないか、と思います。別に何かの『主義主張』を発表する、というのではなく、ただボランティアで翻訳作業を行うだけ、というような「阿修羅翻訳班」のようなものができないでしょうか。
管理人さんを含め、多くの方々にご検討いただけたら幸いです。