★阿修羅♪ > 戦争72 > 165.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 補足:上掲のニューズウィークの画は、ロンドンの爆弾テロ犯の「フセイン」が公表される前に描かれたものです。(本文なし) 投稿者 外野 日時 2005 年 7 月 16 日 02:50:46)
外野さん、どうもです。
転載していただいた一コマ漫画は木曜日に見てましたが、そのときは、脈絡がない奇妙なオチだといぶかしく思いながらも、「いつもながらのブッシュ大統領のピンボケぶり」を揶揄したのかなと思っていました。
たぶんですが、フセインという名の人物が犯人として指名されるという情報をベースに描かれた漫画なんでしょう。(漫画家がそのように知った上で描いたかどうかは別として)
たいした内容ではありませんが、“事前の犯人情報”関連として、「ニューズウィーク日本版7・20」の「ラッシュのテロに隠された真実」という特集のなかに以下のような記事があります。
P.25
「 また2人の米政府高官(立場上、氏名を伏す)によれば、ロンドン郊外の空港で不審なパキスタン人男性が拘束されたとの情報がある。ただしロンドン警視庁は先週末の段階で、まだ逮捕者はゼロだとしている。
犯行の手口は、04年にマドリードで起きた列車同時爆破事件に酷似している。ただしマドリードで使われた爆弾が平均約10キロだったのに対し、ロンドンでは5キロ弱だった。また軍事用のプラスチック爆弾が使われたとみられるが、そうだとすれば外国から持ち込まれた可能性が高い。
また、マドリードでは携帯電話で爆弾を破裂させたが、ロンドンでは単純な時限装置が使われたようだ。犯人は爆発物を車両の床に置き、ドアが閉まる直前に降りて逃亡したとみられる。」
※ 9・11でのその後4ヶ月間でおおよその真相がわかる報道をしたように、“彼ら”はサインを埋め込んだ報道をするのが習性のようだ。
ほんとうに“敵”からの攻撃なのか陰謀なのかを“仲間”に知らせるためなのか、世間の人々を虚仮にする(あざ笑う)趣味を充足させるためなのかはわからないが...
監視カメラ映像に「リュックサックを背負っているムスリムらしき人物は映っていたらそれが犯人」というのは思い込みを超えたまったくデタラメな判断なのだから、監視カメラの映像を分析し、目撃者たちの証言を得ながら疑わしき人物をリストアップしその裏トリ捜査をするだけでも1ヶ月はゆうにかかるはずだ。
(5キロ弱の小型プラスチック爆弾であれば、リュックサックでなくても運搬できるし、実行犯がどの駅から乗ったのかも不明のはずだから、該当時刻のロンドンの地下鉄監視カメラには“ムスリムらしき”人物が最低でも数百名レベルで映っているだろう)
事前に知っているかでっち上げでなければ、1週間やそこらで犯行者を特定できるような性格の事件ではないのである。
7・7当日から「イスラム過激派のテロ」と叫び翌日には「イスラムの名のものに行われた」というせりふを吐いたブレア首相に近代法治主義国家の総理大臣どころか国会議員として適格性があるかどうかは言うまでもないだろう。
英国政府発表に乗っかって垂れ流し報道を続けている大手メディアも共犯で、非ムスリムなら親英米諸国で爆破事件を起こしても疑いの対象にさえならないというとんでもない情況を生み出しているのである。(冗談だが、仮に東京地下鉄毒ガス事件が今起きたら、オウムなどイスラム過激派以外の勢力が疑われることもないという恐い話(笑))
ニューズウイークの記事とは違って英国政府は7・7を「自爆テロ」の方向にもっていっているが、死んでしまったことにして実行者(現在特定されている人物たちとは限らない)を見逃す(逮捕する面倒を省く)目的なのか、“イスラム過激派”の恐さを脳裏に刷り込むための策なのかは不明だが...不要な自爆攻撃作戦をとったり実行犯を殺してしまう仕掛けを使った爆破事件とは考えにくい。