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(回答先: イラクの現状は「地獄だ」 米軍への憎悪は拡大の一途(Livedoor) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2005 年 7 月 16 日 01:12:31)
土井敏邦 コラム
ビデオ・ジャーナリスト土井敏邦のコラムです。パレスチナ・イラクなどを取材し、その成果を広くお伝えします。
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2005年04月24日
自主制作映像試写会『ファルージャ 2004年4月』
ドキュメンタリー映像「ファルージャ 2004年4月」
試写会のご案内
土井敏邦
2004年4月30日、25日間にわたる米軍による第1次ファルージャ侵攻の終結から1年になります。
ファルージャが解放された直後の5月初旬、私は延べ1週間にわたってその現地を取材しました。バクダッドから送った私の映像や記事は、TBS「報道特集」や「News23」、また「週刊朝日」などで発表しました。しかしそれらはほんの一部に過ぎず、そこで伝えきれなかった部分を加えて、昨年夏、拙著『米軍はイラクで何をしたのか』(岩波ブックレット)にまとめました。
一方、十数時間におよぶビデオ映像は30分ほどの長さにまとめ、昨年秋以来、東京、名古屋、大阪、岡山、福岡、沖縄など各地での講演会で上映してまいりました。これは私自身が映像を簡単な器材で粗編集し、自作のナレーションを会場で読み上げるという簡素な手法でした。しかしそれでも各地の講演会の会場で、多くの方々から「学校や集会などで上映し、平和運動に活用したい。このビデオ・テープが手に入らないか」という声が上がりました。皆さんからのその熱い声に背中を押され、また取材した現地の人々の「自分たちの声を日本人に伝えてほしい」という切実な声に応えなければという思いから、ファルージャ記録ビデオの制作に踏み切る決意をいたしました。
せっかくドキュメンタリー・ビデオを制作するなら、歴史の証言として長く耐えられる質の記録映像にしたいと思いました。また単に4月侵攻の被害状況だけではなく、ファルージャ住民の反米感情の原点となった米軍のデモ住民銃撃事件など、私がその前年にファルージャで取材した素材や報道写真などを加え、米軍侵攻にいたるまでの過程をも加えた複眼的な記録ビデオにしたい考えました。
3月初旬に編集作業を開始し、ほぼ1ヵ月半をかけ、4月22日、やっと55分ほどの映像にまとめあげました。私自身が試行錯誤しながら編集したものですが、テレビ局の経験豊かなディレクターの友人たちに貴重なアドバイスをいただきながら、何度も修正を繰り返し創り上げたものです。
この小品は、5月初旬からDVDとVHSの両方で市販を開始します。頒布価格は3500円です。
(なお制作のために2万円以上の支援金をお送りいただいた方々には、無料でお送りします)
また日本語版に続いて、現在、英語版を制作中です。このドキュメンタリー映像を、むしろアメリカ人をはじめ、欧米の人々にぜひ見ていただきたいと願うからです。英語版が完成し次第、渡米し、このドキュメンタリー映像の普及につとめるつもりです。
そこで皆さんの率直なご批評をいただきたく、以下のように試写会をひらきます。ご出席いただければ幸いです。
ドキュメンタリー映像
「ファルージャ 2004年4月」
イラクにおける米軍占領への抵抗のシンボルとなったファルージャ。
2004年4月、米軍は数千の兵力でファルージャに侵攻した。
1ヵ月近い米軍の包囲と攻撃によって住民側の死者はおよそ730人、
負傷者2800人に達した。
なぜファルージャが占領への抵抗の拠点となったのか。
米軍はどのように攻撃したのか。
だれが米軍と戦ったのか。
そして住民はどのような被害を被ったのか。
米軍の包囲解除から10日後、
ジャーナリスト・土井敏邦がファルージャ市内に入り、現地を取材した。
このドキュメンタリーは、イラク終結後から4ヵ月後の2003年8月と、
2004年5月、ファルージャで撮影した住民の証言を元に、
ファルージャ侵攻に至るまでの経緯、攻撃と抵抗の実態、
侵攻の被害を追った記録映像である。
取材・撮影・編集 土井敏邦
通訳 モハマド・サイード
アハマド・アルジュレミ
ハルドゥーン・セルハド
コーディネーター モンゼル・アベッド
翻訳 アハマド・サイード
制作 土井敏邦
ファルージャ侵攻の記録を残す会
(時間:55分)
〔試写会〕
日時 : 4月27日(水) 午後7時より
場所 : アジア文化会館
東京都文京区本駒込2─12─13
(都営三田線)千石駅(三百人劇場方向)から徒歩5分
(JR山手線) 巣鴨駅から徒歩15分
(電話) 03?3946?4121 (担当・近藤昇)
なお参加費は無料です。
※下記をクリックするとチラシがダウンロードできます。
Download file
投稿者 doitoshikuni : 2005年04月24日 10:58