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容疑者の1人、ジャマイカ系と特定 英自爆テロ
2005年07月15日15時00分
英メディアによると、ロンドンの同時爆破テロで英捜査当局は、地下鉄キングズクロス駅近くで自爆テロをしたとされる男が、ジャマイカ生まれの英国人、リンゼイ・ジャメイン容疑者だったとの見方を固めた。15日付の英紙タイムズによると、同容疑者がパキスタンのイスラム神学校で他の容疑者と出会った可能性があるという。事件の首謀者とみられ、逃亡中のパキスタン系英国人と英中部リーズで一時同居していたとの情報もある。
ジャメイン容疑者は20代後半のイスラム教徒で、妻と娘とロンドン近郊のエイルズベリーの住宅に暮らしていたという。捜査当局は13日夜、この住宅を捜索したが、爆発物は見つからなかった。タイムズ紙によると、同容疑者が海外滞在中に事件の首謀者と接触があった可能性があり、2人は、テロの容疑者らが暮らしていたリーズを中心とする「テロ組織の細胞」と、国外のイスラム過激派組織とのつながりを解明するカギとなりそうだ。
http://www.asahi.com/international/update/0715/011.html