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おかしい所を列挙してみよう。
1.犯人の実行前の「決意表明の静止画像やビデオ」が出されていない。
2.また、犯行後の「襲撃の静止画像やビデオ」も出されていない。
3.五人を犯人として、どの様に、何を決め手として特定したのか。それが語られていない。
4.五人の協力者達について語られていない。協力者がいて当然ではないか。
結局、「確かではない、いい加減な話」と言う事なのだ。
本当は「何も判らん」と言う事なのだ。
シャーロック・ホームズを産んだ英国のことだから、国民には落ち着きがあると思うのだが、日本人の私には彼らのことをよくわかってはいない。
また、ネオ・ナチの様な組織と人数が少ない国であるから熱狂はしないと思うのだがどうであろうか?
熱狂的で暴発ぎみの国民性ではない国で、国民が今後どのような行動を選択するのかについて興味あるところである。
しかし、呑気に構えていられる情勢ではない。
私が心配する事は、第一次と第二次大戦において英国民は積極的に戦いに参加した事実である。
国民が両大戦においてのドイツ軍からの空爆のように今回の事件を捉えると宜しく無いのである。
第一次大戦ではドイツ軍は飛行船を使って空爆した。第二次大戦では勿論、爆撃機によるのだが大戦末期にはV1飛行爆弾やV2弾道弾を使った。
国民の意識の中に、日本人のように空襲への恐怖感が潜んでいる可能性がある。
この様に考えると、
自作自演であれば、
国民の戦闘意欲を高める為に、
再度、爆弾テロを自作自演する可能性がある。
一度で効果が無いとすれば、空爆のように何度も行なわなければならなくなるだろう。
これは、英国のイラク化である。イラクでは内戦を誘発する為に米英軍と工作機関はテロを行なった筈である。
国内の戦時体制を強化して固める為に行った事が考えられ、
英国はますます中東戦争に深入りさせられる事が計られているように見える。
しかし、余りにずさんな計画と行動である。焦っているのか、余裕が無いのか。
本当にイスラムからの攻撃を受けたのであればブレアと政府は、
もっと驚きをあらわにしてうろたえて、
怒りをあらわにして吼えまくったのではなかろうか。
しかし、ブレアからは新鮮な感情は窺う事は出来ず、
彼は疲れ切っているように見えたのだ。
私にはその様に見えた。
英国がこの様な有様であるにも拘らず、
米国の株価は上がっている。
英国からマネーが米国へ逃避したのではないのか。
米国株は最近には、少し上がってもまた直ぐに平均株価1万ドルに近づく有様だった。
また、原油高も危機的であった。
その様に考えると、
ロンドンテロ事件は、低迷する米国経済へカンフル注射を打つ目的が大きかったのかもしれない。
今の米国経済の有様では、米国内で自作自演のテロ事件を起こすと実際に米国経済の破綻をもたらしてしまう可能性がある。
そうであれば、英国政治のファシズム化を直ぐの目的にするものではなかったかもしれない。
そうであれば、案外に急いで事件を起こしたのかもしれない。
ずさんで下手なやり口の原因はこの辺りに在るのかもしれない。
未だ、事件の目的を推測しきれる進行状況ではないので問題点を羅列から離脱しきれない。もう少し様子を見たい。
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