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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(6日)シャロン首相が防護壁建設を推進
★(7日)「全会一致」にローマ法王も微笑
★(8日)紅海と死海を結ぶ大プロジェクト
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2005年7月6日(水)
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*シャロン首相が防護壁の建設について関係者と協議。様々な地区で発
生している法的問題の解決策を検討する。モファズ国防相は昨日、エ
ルサレム周辺での建設工事を加速させるように指示を出した。(H,I)
*国会でガザ撤退に関する討議。マズズ検事総長は「国会の決定を覆す
ために交通妨害をするのは反逆」と指摘し、エズラ治安相は監獄に2
300人以上の収監が可能だと語った。(H)
*西岸地区の入植者が、ガザ撤退阻止のため18日に大規模な抗議デモ
をすると宣言。各地からガザに向かって車で集結し、車が止められれ
ば歩いてガザを目指すという。(H,P,7,I)
*先週ガザでパレスチナ人に暴行を加えた少年の2人目が逮捕された。
この事件では警官に暴行を加えた14歳以下の少年4人も逮捕されて
いるが、自宅軟禁とする措置が取られた。(H)
*ロシアの警察がネブツリン氏は殺人犯だとして身柄の引渡しを要求。
同氏はロシアで石油会社を経営していたが、野党を支援して政府から
迫害を受け、2年前にイスラエルに移民している。(H)
*ガザを立ち退く入植者たちの仮住まいはアパートが主力か。トレーラ
ーハウスなども準備されているが、数が少ないため。(P)
*13歳の少年がガザ撤退反対を叫び、エルサレムでタイヤを燃やして
交通妨害。単独行動で妨害を行ったものと見られている。(P)
*先週に道路交通妨害で逮捕され収監されている少女らが獄中でシャロ
ン首相の暗殺を叫び、トイレの水を垂れ流すなど妨害行動。刑務所は
少女らの親が「殺人是認教育」を行ったと非難している。(P)
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2005年7月7日(木)
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*ハマスの指導者アルザハルが、自治政府のアッバス議長は信用できな
いと発言。イスラエルのガザ撤退後も「西岸地区とエルサレム開放の
ために」イスラエル領土への砲撃を続けると宣言した。(H,P)
*イツイク通信相が法王の図柄の新切手をローマで法王に献上。その切
手の発行が国会で全会一致で承認されたことを伝えると、法王は「イ
スラエル国会で全会一致は難しかったでしょう」と微笑んだ。(P,I)
*ヒスタドルート(労働総同盟)議長と国会議員は兼職できないとする
法案が国会の予備朗読を通過。もし法案が成立すると労働党首を目指
すペレツ氏には打撃となる。(H,P)
*ナブラスのヨセフの墓で、参拝者を銃撃したファタハ傘下の武装メン
バー1人を国防軍が射殺。ガザでも入植地に侵入攻撃を行ったイスラ
ム政戦のメンバー1人が射殺された。(P,I,7)
*自治政府がアルアクサ殉教団指導者のズベイディに巡査部長の役職を
提供か。ファタハ傘下のアルアクサ殉教団は、給料の支払いを求めて
自治政府施設や要人の襲撃を繰り返している。(P)
*テルアビブ近郊のペタティクバ市の超正統派女性らが、墓地で女性が
様々な差別を受けているとして最高裁に訴えた。(H)
*姉妹2人を殺し、1人に重傷を負わせたエルサレムのアラブ人男性が
自首。男性の妻と両親も共犯で逮捕された。アラブ社会では家名を汚
した女性を身内が殺す風習があり、この種の事件が多い。(P)
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2005年7月8日(金)
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*ロンドンでの同時テロ犠牲者にシャロン首相が弔意を表明。テロとの
戦いで引き続き共闘態勢を取る考えを伝えた。また、カツァブ大統領
もエリザベス女王に弔意を伝えた。(H,P)
*ロンドンのユダヤ人共同体は、テロをきっかけに反ユダヤ主義が高ま
ることを警戒。現地の指導者は「過去の経験から見て、テロがあると
反ユダヤ主義が強まる」と語っている。(H,P)
*右派勢力がガザに抵抗拠点を設置中。冷蔵庫など大量の生活物資を搬
入している。ガザ入植地への耐久消費財やキャンプ用品の持ち込みは
禁止されているが、警察は強い取り締まりを行っていない。(H)
*ガザの入植者500人が政府に不動産査定を申請。しかし入植者は「
自主撤退に同意したわけではない」と語っている。まだ入植者の過半
数は一切の協力を拒否している。(P,I)
*ガザ入植地住民のうち、マナセ族の子孫だとされる人々が、古代のマ
ナセ族の領地であったガリラヤ地方への移住を希望。しかし、政府の
撤退担当者との話し合いは難航している。(H)
*イスラエル人とアラブ人のラブストーリー「ヤスミン」の出版記念会
がカイロで行われた。イスラエル大使館の催しに、多数のエジプト文
化人が出席。友好的な雰囲気で会は終了した。(H)
*紅海から淡水化した水を死海に送る計画の調査に1500万ドルを支
出することが、日米など支援国との会議で決定。総工費は約10億ド
ルか。不毛地帯が農業地になると期待されている。(H)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
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各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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