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(回答先: 「料理のまずい国は…」仏大統領が英米に皮肉 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2005 年 7 月 06 日 18:35:02)
下のほうではロンドンに限定されてしまってるけども、ブレアーなんざはじめから意識しなければ、シラクの言うことはあたらないと思う。日本人から見れば、イギリスは雨がろんどん降る、フランスでは雨はふらんす、ってなぐらいのジョークのつもりで、シラクも言ったと思うんだけども、これにわからずやで腹に一物もったプーチンが米英(日)に反感もってつい大胆な発言ばしてしまった。だいたいシラクは頭が悪い。偏狭なナショナリズム丸出しだね。プーチンの合いの手じゃたかが知れてる。イギリス庶民のことは念頭にはないことは言うまでもない。
何度かイギリスに行ったけど、アメリカは知らないけどもオックスフォードあたりまでは人種の坩堝じゃないの?
イギリスは中部やスコットランドにゆくと独自のうまいもんに出会ったけれど(おらはラムだった)、これはTPOもあってこそ。ただし白人しか見なくなる。ケルト系だろけんど。短い旅のことで記憶に残っているのは、悩まされるのはホテルのブリチッシュ・ブレックファスト。あれは残すのが常識らしいですね、デラシネさん。
レストランではロッホローモンド湖畔で食う骨付きラムのタレつきのロースト。赤ワインを何杯も干しながらラムを食い尽くすとこりゃ日本人なら糖尿病に罹るんじゃないかと心配も出るほどだ。窓外の風景を見ながら食って、腹ごなしに、はるかローモンドの峰を眺めながらの湖畔の散策はなかなかのもの。これぞイギリス料理、ってなこと勝手に思いました。スクレイピーのことを忘れりゃ、ビーフなんてとてもかなわんだろう。
高校生のころ口ずさんだ民謡「ロッホ・ローモンド」を実地にあじわう気分はなんともいえない。涙がでてきちゃうよ。イングランドとの闘いだかんね、ブレアー。スコットランドはイングランドさいつも虐げられてきたんだ、つい怒りがこみあげる、義憤ってやつだ。
バーンズのふるさとエアの町で数日過ごしたけど、真夏でも西風が冷たい。ふんでうまいのは夜は中華のテイクウト。エアには中国人がわんさか居るって店のおやじが言ってたけんども、馬鹿でかい春巻を食ってました。中国人には大人気だそうだ。飽きないね。そのあと、何とかみつけたホテルで持ち込んだ春巻きばふーふーやって、バーに行ってスコッチををやる。すると日本人を珍しがって話しかけてくる。地元の連中じゃない。オーストラリアの牧畜業者は言っていたね。日本に輸出した牛肉はみ−−−−んな日本では「国産」(ラベルを貼る)になるんだって。そりゃそうだろう日本人の口にあった牛肉を作るように日本の商社が指導してる(むがす。そのご日本ではご存知のとおりの結果に。こりゃ農林省もからんでんだども、やつらうまく逃げてる)って言ってやったよ。
あと、おらと同じくらいの年格好のアイルランド人が言ってたけど、ベトナム戦争でヘリのパイロットやってたって。バーのおやじが、こいつはいかれてる、アイルランド兵がベトナムにいたはずない、って。ま、でもいいんじゃない、おらはアイルランド大好き(行ってないけど)だから、ってなだめたけども。
そんなこんなで、安物のスコッチ(ピュアじゃない)をはじめはすこっちやっててだんだん心が開けると気づいてみれば魚のごとく浴びていた。で翌日は二日酔い。大変楽しかったんです。目方が増えたことは確かだけど。
二兆拳銃ぶらさげて農民から税金をとりたてまわってたロバート・バーンズだけども、根は優しい詩人で、日本人にはなじみの深い歌を残してる。スコットランドの情景がなぜか日本と二重写しになるところが、たまんねなあ。
あと、デラシネさんのいうとおり、路中腹が減ればドライブインでフィッシュアンドチップス。一人で全部食うとグエっつとくるけど、それでも翌日はまた入る。ありゃタラのフライらしいけど。